ヨコハマB-side/加藤実秋
お久しぶりに小説。
ベイサイド。B-side、B面です。私たちが知る観光地としての
横浜A面じゃなくてそこに住む普通の若者たちの物語。
ティッシュ配りのエキスパートのお姉さん
カットモデルをさがす、美容師二人組(女の子とオネエ)
カラオケボックス、バイト君と常連女子高生1人
恋人に逃げられたキッチンカーの兄ちゃん
女芸人とTV局のやらせ報道
パニッシャーと呼び名がつけられた、不思議犯罪者?
基本的には、1本1本がちょっとした謎解きです。
そして、最後、1本にまとまって、やらかします♪
これだけ読むと、加藤さんは横浜の人なのかしら?
と思うほど、横浜の若者目線なんですが、一方で
東京ド真ん中、渋谷の若者たちも描いてるし(インディゴ)
埼玉から「ほっこり」を求めて、雑貨屋に通ってた
あみぐるみ探偵助手(アー・ユー・テディ?)もあって
夜も、昼も、すっごいアクティブに動いてるんだなぁと・・・。
長編ミステリー大好きな私には、ちょっと物足りずの
ボリュームだったので、次は雫井脩介さんの「殺気」
のつもりですが・・・(ハマり方にもよりますが)
しばらくは、ワンピースログが続くかと思われます
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