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相棒(タクシー)

自分の罪や醜い部分を隠そうと、ごまかそうとして

誰かを助けて、罪悪感をプラマイした偽善者。

助けるどころか、それ以上の恐怖や不安を

植え付けたことなど、考えてもいない、自己中人間。

さっさと落とし物を届け出していれば良かったのに

手の込んだことをやって、かえって逃げられなくなった。

この人は自業自得だし、ストーカーさんにもお灸には

なったんだけど、このドライバーを「いい人」と信じ込み

「自分が話したばっかりに、恐ろしいことになってしまった」と

恐怖に震える若いママは、ストーカーの恐怖より、もっと

もっと震える心を押し殺していたんじゃないでしょうか。

自分が薬を使って、タクシーに乗せた為に

ドライバーは刺され、川に落とされたのかもしれない。

自分が捕まったら、この子はどうなるの?

実際には、薬を飲ませただけで、殺人事件も

起こってなかったのだし、相手は正真正銘ホントの

ストーカーだし、彼女は大した罪には問われないと

思いますが、ドライバーが「死亡」状態で、逃亡に

成功していたら、真相が分からず、どうなっていたか

読めませんね。杉下さん、さすがです!


自分が犯した罪を償うために、他のことで社会貢献

することは、結局、自分の為なのかもしれません。

罪悪感をプラマイするために、ボランティア活動に

取り組むことは、償いにはならないのかもしれない。

罪は罪として、一生背負い、消えることはなく

良い行いもまた、良い行いとして、刻まれる。

きっと、良い行いをしようと、その切り替えた心こそ

変わろうとした決意こそが、大事なんでしょうね。


・○・「相棒」07秋シリーズ・○・

裁判員制度第3の男ミステリー作家、タクシー

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