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楽園/宮部みゆき

上巻を読むのは5日くらいかかったのですが

下巻は1日で読み終わってしまいました。

「模倣犯」で網川浩一を追いつめた、前畑滋子さんが

亡くなったお子さんが超能力者だったかもしれない

という疑問を抱いたお母さんに出逢い、彼が本当に

サイコメトラーだったか、そうじゃないのか、証明する為

時間はかかるのに、お金は入らないし、本にするつもりもない

取材を、自分の中の知りたいという情熱と、対峙しながら

9年前の「死の山荘」の事件や、自分自身の言動と向き合い

ながら、いくつかの人の闇に辿り着き、それ以上に

この世に溢れている優しさや愛情に遭遇し、真実を見る。

楽園(上)/宮部みゆき
税込価格 : ¥1,700 (本体 : ¥1,619)
出版 : 文藝春秋
サイズ : 20cm / 413p
ISBN : 978-4-16-326240-6
発行年月 : 2007.8
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

宮部さんは女の子を表現するのが、すごくうまいなぁと。

途中から、断章の女の子と、茜は似てるんだろうなぁと

考えてましたが、同じように、私もそうだったなぁと……

思い返しました。みんなが近づくなという場所に近づいて

痛い目みたら、みんな私を心配してくれる、そうすることで

「私」が形成されているような気がする年頃があるもんです。

私の場合は、もう1つ「勉強」という自己確立のアイテムが

あったので、その「点数、通知票」が、私自身を満足させて

「私」を形成していると思い込んでおりました。今となっては

そんなものは、二の次で、本来、感じ取るべき学校のこと

クラスのこと、友達のこと、そういうことの方を二の次にし

勉強を優先していた幼い自分が、勿体ないと思います。

悪いことが大人だと、大人になりたいと、固執して、男に

つけこまれて、いいように遊ばれて、捨てられて……。

傷つくのは自分、そして傷つけられた自分を親は

愛してくれると、守ってくれると……甘ったれて、自分が

しでかしたことを省みようともせず、他者を責めるより

我が襟を正す。誠子のおばさんがおっしゃった通りですね。


いくつか疑問が残ってます。わざと残したと思われます。

等君は、ちょっと指導が難しい子に分類された時期も

あるようですが、警察やマスコミのお世話になることは

なかったんじゃないかと思います。ならば、死の山荘の

あのワインボトルの記憶はいつ、どこで、誰から

読みとったのでしょう。雑踏の中で、偶然すれちがった

刑事の中から読みとったとも考えられますが、それなら

もっと他の事件の絵があってもおかしくないはず。

ま、分かったところで、あの事件が覆ることは無いと

……思うんだけどね……。変な期待?(笑)

あとは、20万円?これは単純に、クスリ代かな。

鳩子さんがいう「越えてはいけない一線」が、クスリ

かなぁと、私は察しました。滋子さんはどうでしょう?

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