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ガリレオ(3)

頑張っても、頑張ったのに、救えなかった。

あんな風に邪険にして、取り合わず、女の狂気だと

決めつけてかかって、あやうく見のがすところだった。

不甲斐なくて、申し訳なくて、謝ることさえ傲慢に思えて

声をあげて泣くことも失礼で、ただ後悔と涙が溢れてくる。

最後のコウちゃんの悔しくて申し訳なくて、でも

それを吐き出すこともできない表情が、良かったです。

向いてないのかもしれないと声にしたけれど、一方で

「あなたに頼んで良かった」と被害者の奥さんから

感謝というか、救いの言葉も貰って、湯川先生からも

こんな想いをさせてしまったという懺悔の気持ちからか

行きつけのおにぎり屋のお土産も頂いて……。往復

1時間かかるおにぎり屋さんじゃ、冷める気もするけど。

ドラマではあんまり分からないのですが

小説でもそうハッキリ書かれてるわけではないですが

湯川先生は、そんなに人の心に敏感な人ではないです。

というか、どっちかというと鈍く、それに気づいたところで

人の想いに当たり前に反応することもないタイプだと

思うので、こんな風に他人に心を揺るがされるのは

彼自身、あんまり経験の無いことなのかもしれないです。

あの喜怒哀楽表現の豊かな福山さんが、表情筋固めて

1時間ほぼ無表情でいるって、すごい演技でしょうね(笑)

事件や人々に遭遇するたび、心を壊していく刑事たち。

すさんで、つらくて、だんだんオートマチックになっていく。

心を固めて、表情を固めて、何があってもニュートラル。

だけど、広末さんのセリフのように、被害者の怒りや恐怖を

共有してくれる刑事さんに出会い、話を聞いて貰い

真相を見せてくれて、ホントに良かったと、私も思いました。

亡くなった人は戻らない……。その人に恥じない人生を

送る覚悟ができる。主人をみつけてくれて、ありがとう、と。


**07年秋・月9『ガリレオ』**

1話2話、3話

**東野圭吾作品・感想ログ**

手紙(読中ログネタバレ)、探偵ガリレオ

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