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はてしない物語(読中ログ)

自分の記憶と引き替えに、ファンタジーエンを創造する

バスチアン。だんだん、優しさや臆病だった心も忘れ

暴走がちになっていく。賢者とはそういうものだと刷り込まれ

自分の世界に戻る意志もなくし、力をふるい続ける。

エンデが描く、バスチアンの姿は、いじめられっ子の象徴。

現実が嫌で、異世界に逃避し、自分の好きな世界を作り

そこに君臨し、支配し、自分がいじめられていたことを

忘れたいと願い、もちろん現実に帰りたいはずがない。

いじめは「いじめられた」と本人が感じれば

相手にいじめたつもりが全くなくても、成立する。

でも、相手は、何かきっかけがあってやったはず。

そもそも、それは何だったんだろう?

いじめられっ子は、いじめの事実に哀しみ苦しみ

相手に、いじめられる要因となった自分の何かを

省みようとしない。それを気づかせてあげられるのは

親や友達、教師、まったく関係ない人、つまり、他人。

自分の世界は、常に他人の世界と接していて、自分で

閉ざさなければ、たくさんの声を聞くことができて

傷つくことも裏切られたと感じることもあるんだけど

だけど、多くの言葉は、聞いても害はなくて、その中から

自分が何を受け取るか、感じられるかが大事なんです。

アトレーユとフッフールが、バスチアンに必死に訴える。

「おひかりを外しなさい。君のために」ファンタジーエンの

未来より、バスチアンを思いやった、本当の友の言葉は

届くのか。残り、下巻の半分になりました。クライマックス。

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