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はてしない物語(下)

読了です。ベリー夫人のおすすめ通り、この物語は

ハードカバーで読むべきです。この小説の装丁が

バスチアンが読む「はてしない物語」と同じ装丁であることは

エンデが翻訳出版するにあたって出した条件であって

日本語版は、もっともエンデの理想にあったものとして

ご本人が賞賛したそうです。文庫版は、装丁も簡素で

中の印字も黒一色なので、雰囲気がだいぶ違います。

あくまで、携帯用、保存用。最初の1冊ではないです。

はてしない物語 下 岩波少年文庫
ミヒャエル・エンデ作/上田 真而子訳 /佐藤 真理子訳
税込価格 : ¥840 (本体 : ¥800)
サイズ : 18cm / 417p
ISBN : 4-00-114502-2
発行年月 : 2000.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

それでも、この物語を読めたことが、とても嬉しかったです。

「はてしない物語」は読む人によって物語が変わるし

それが「本」であるとは限らない……。この言葉を読んで

「私の『はてしない物語』が書けるかもしれない」と思いました。

書きたいものは既にある、でも、書けない。なんでだろう。

私自身の勇気や、描きたい主張の内容、物語展開など

不安要素だらけで、書き始められないでいたんですが

それでいいんだと、この不確かな気持ちだからこそ、明確に

綴っていいのだと、気がつきました。既に決まったことや

断定事項では物語は、全くおもしろくない。不安で怖くて

未知だからこそ、おもしろいというか……未来があるのだと。


エンデのすごいところは、この「はてしない物語」の結末を

全く決めずに書き始めたというところです。物書きにとっては

とんでもない行動です。ハリー・ポッターの作者が、最終巻の

最終章を一番最初に書いたという逸話は、有名ですよね。

作家、物書きにとって、ラストシーンはすごく大事です。

出版社も、ラストが決まってない物語の出版話なんか

「なんの、おままごと?」と取り合ってくれないはずです。

それでも、エンデは書いた。たどりついた場所、泉。

生命の水。それは人によって、それぞれ違うもので

涙だったり、暖かさだったり、希望だったり、間違いは

何一つない。私の「はてしない物語」のテーマは情熱。

書きたいものは、もうずっと胸にある。

あとは、舞台と人と背景を考えて、書き始めるだけ。

久しぶりに、死にたくないな~って思いました。

ダイエットもしてないのに、1週間で2kg以上減です。

家の中に、なんか変なものがいる気配とか

身体の中の不調とか、すごいモヤモヤしてて怖い。

以前は……いつもの私なら、死は怖くはないんですが

こういうのって、何かが働くんでしょうね。

ずっと希望や未来が見いだせなかった私が、こうして

情熱を掴まえかけた途端に、不安の影が忍び寄る。

死にたくないな。書きたいし、読みたいし、伝えたい。

不安にさいなまれるより、まずは、健康診断か(笑)


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コメント

読了お疲れ様でした!
この本、福音館ではなくて岩波でしたね~すみません。
それにしても、すごい本ですよね。
物語だけでなく、本もすごい!
数年に一度読み返すのですが、その度に違うバスチアンや
自分に出会えるんです。

菜の花さんの情熱、私も遠くから応援させてくださいね☆

投稿: ベリー | 2007年9月20日 (木) 10時37分

こんばんは、ベリー夫人。
たぶん時間をおいて読み直すと
バスチアンやアトレーユの新しい違う面を
その度、見いだすことができるんでしょうね。
大事にしたい物語です。
おそくなりましたが、ご紹介頂いて
ありがとうございました。これからも
良い本、たくさん教えて下さいね♪

不安があって、希望がある。だから
情熱があって、絶望もあるんだと思います。
手に入れる喜びと、失う哀しみ。
心が揺れるから、それが生まれる。
揺るがない心が大事だと思ってましたが
そうじゃないんだと、分かってきました。
揺らいでいい、泣いて苦しんでいい。
心が感じた全てが、人を育てるんだと。

投稿: 菜ノ花 | 2007年9月20日 (木) 20時10分

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