« 山田太郎ものがたり(9) | トップページ | ホタルノヒカリ♪最終夜 »

はてしない物語(上)

映画の印象があまりにも強くて、読んだ気になっていた本です。

ようやく上巻を読み終わりました。もっとファンタジックな

物語だったような気がしていたんですが、ものすごくリアルな

物語です。ファンタジックなファンタジーエンを旅することが

こんなにも怖いことだったろうか、と読みながら考えました。

はてしない物語 上 岩波少年文庫
ミヒャエル・エンデ作/上田 真而子・佐藤 真理子訳
税込価格 : ¥756 (本体 : ¥720)
サイズ : 18cm / 329p
ISBN : 4-00-114501-4
発行年月 : 2000.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

現実とかけはなれた世界が、時々、現実とリンクする。

「はてしない物語」の中に、自分がいる。

虚無、恐怖と不安、そんなものを前にすると、ファンタジーが

単純に好きっという、お軽い気持ちは、ふっとんでしまって

イジメっ子は怖いけど、おとなしくしてれば、諦めてくれるし

家に帰るもの嫌だけど、石のように感情を閉ざしていれば

傷つくこともないし、何も果てしない世界に、自分が行く

必要はないじゃないか!--と、開き直ってしまいます。

それでも、世界の殻を破るため、自分の殻を破るため

卵の殻を破るため、幼ごころの君は、はてしない物語を

無限ループに突入させる。バスチアンに自らの意志で

来て貰うため。--いよいよバスチアンの旅が始まる!

|

« 山田太郎ものがたり(9) | トップページ | ホタルノヒカリ♪最終夜 »

半身浴で読書」カテゴリの記事

コメント

菜の花さんが今読んでらっしゃるのは、文庫ですね?
文庫はあれでしたね、本の印刷が本の中の本と同じではないですよね。
一度機会があれば、福音館書店のハードカバーも手に取ってみてください。
本の中に登場する本と、ほぼ同じような本の造りになっているんですよ。
きっと見ただけで、「あ~、ホントだ!」と
感動なんですよ☆
この物語もやはり、映画よりも原作の方が力強いですね。
映画も面白いので、子どもたちには両方見てほしいですね~。

投稿: ベリー | 2007年9月11日 (火) 21時11分

なるほど「読んでるあなたが、ファンタジーエンを
救う人だ」と言わんばかりの装丁になってるんですね。
バスチアンのように、暗くて狭いところで読むと
臨場感も出てきそうですね。本屋さんで見てみます!

まだ半分ですが、映画「ネバーエンディング~」とか
劇団四季の舞台「エルリック・コスモス~」とか
ミヒャエル・エンデの描きたかったもの
ホントに伝えたかったことは、誰かが分かりやすい
ように、脚本におこしてくれたものじゃなくて
自分で、エンデの文を読まないと、ホントの意味で
伝わってこないんだなぁと、感じております。

投稿: 菜ノ花 | 2007年9月12日 (水) 10時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136751/16412495

この記事へのトラックバック一覧です: はてしない物語(上):

« 山田太郎ものがたり(9) | トップページ | ホタルノヒカリ♪最終夜 »