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喪の女王(7)流血女神伝

やってくれますねー、さすが須賀しのぶさん。

5、6巻あたりで、私の予想は、カリエは、アルゼウスとして

ルトヴィアに戻り、王位継承という、大王道のラストだと

読んでいたんですが、全く別方向に進みそうです。

うぎゃー、最終巻、めちゃくちゃ気になる!早く読みたい!

喪の女王 7 コバルト文庫
須賀 しのぶ
税込価格 : ¥560 (本体 : ¥533)
出版 : 集英社
サイズ : 15cm / 305p
ISBN : 978-4-08-601053-5
発行年月 : 2007.8
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

他人を信じるということ、その人の為に何かしてあげたいと

思うこと。それは、己の勝手な感情であって、同等の信頼とか

見返りを求めてはいけないんです。だから、カリエが女王に

対して、さしのべた人との交流は、彼女の心の支えになり

いずれ何かを変えていく元となるかもしれないけど、カリエに

何か見返りがあるものではない。ネフィシカかカリエを利用

しようとしていたのは最初から分かっていたこと。女王として

統治する中で、カリエと娘を利用することは、もう計画から

外せない条件なんです。だから、カリエが甘かった……。

エドも同じようにつぶやいてましたね「自分が悪い」と。

だけど、この状況になっても、他人を信じる純粋な心を

保っていられる、それも、カリエとエドの美点だと思います。

例え、相手に求められない同等の信頼でも、こちらが

勝手に信頼する分には全く問題ない。それも自分の勝手。

こっちの理論を貫くのが、彩雲国物語・紅秀麗ですね。

だけど、キレイごとではなく、自分とエドとセーディラが

女神とか国とか、そういうものに利用されずに、ただ

一緒にいられる場所を求めて、カリエは走り始める。

例え、誰かを傷つけても。大事な人を失っても……。


残り一冊、カリエの行く先で待ち受けている物、国の争い

女神たちの動向、いろいろ気になりますが、たくさんの

残された謎というか、疑問の答えが証されてるのを

楽しみにしたいと思います。99人目のクナムが女性だった

理由、あれほど求めてるサルベーンに女神が現れない理由

ミュカが命の変わりに失った代価、もっとあった気がしますが

意外に全然、証されないで終わるかもしれないとも思ってます。

自分で悩むこと、考えること、正しい答えなんて無いのだということ

そうして自分で選んで決めて歩いていくことを訴えてる物語

なのかもしれないと……思うから。でも、せめて。印税7割の

お約束も取り付けてることだし、あの少女には生きてて欲しい。


◎須賀しのぶ作品感想ログ

流血女神伝->喪の女王(1、、7)

ブラック・ベルベット->緋の眼(読中ログネタバレ

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