ケータイ文学賞第1回大賞「解氷」
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盛岡の街が舞台でございます。知ってる場所がチラホラと。
でも、そういうことはエッセンスであって、この物語は
私もそうだけど「学校や社会の当たり前を、当たり前として
どうしても受け入れられなかった自分は異常なんだろうか」と
悩み続けている、多くの人に読んで欲しいと思います。
勉強していい点数と偏差値を持って、よりランクが上の学校に
進むことが、どうして当たり前なの?それが喜ばれるのは何故?
それに逆らうと、どうして叱られなくてはいけないの?って
私も、この小説の主人公と同じように疑問に思っていて
だけど「私の夢はキャリアウーマン!」と自分に言い聞かせて
私はガツガツその道を走り、家族にストレスをぶつけ、周囲を
蹴落として傷つけて、勝ち残ることが正しい道だと突き進んだ。
でも、そうじゃないと気がついて、自分の世界が変わっても
やはり、多くの人は、この感覚を理解してくれない……。
例え誰も理解してくれなくてもいい、自分だけで歩こうと覚悟して
そんなときに主人公はプロポーズされた……。どうしよう……
不満があるわけじゃない、理解されてないと感じてるわけじゃない
それでも、こういう私でホントにいいんだろうかと、思い悩む……。
こういう文章が、いつか書けたらなぁと思ってしまいました。
その為には、書くことなんですが……。何冊、新しいノートと
新しいペンを買っても、書き始めることができません……。
5年前、私が自分で負った傷は、思った以上に深いようです。
自分の世界が変わるということ、それは、価値観が変わること。
だから、小説も、その中で生きる人たちの生き様も、たぶん
変わってしまったんでしょうね。それでも、つたなくても、書くことを
始めたい。描きたいとう。文も絵も。描きたいものはたくさんある。
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コメント
「解氷」の作者の淺里です。遅ればせながら(遅れすぎですねf^_^;)読んでいただいてありがとうございます。小説、ドラマ…、フィクションストーリーが大好きなのですね。最近のOLの野望の進捗状況は如何でしょう?これから時々、寄らせて頂きます。よろしくお願いします。「プチぶん」で連載進行中です。よかったら寄ってみて下さい。ではでは。
投稿: 淺里大助 | 2008年6月24日 (火) 11時31分