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千年紀末古事記伝ONOGORO

鯨統一郎さんの「古事記」意訳解釈本です。

本物の古事記は、学生時代に歴史の教科書で習った通り

日本最古の歴史書ですが、正史ではありません。

日本の正史(正しい歴史書)は「日本書紀」です。

「古事記」は、ものすごい霊力が高い巫女さんが

25年かけて、国の成り立ちを遡って透視して

また別の方が、書にしたためたもの。「古事記伝」は

その古く難しい言葉でかかれた古事記を、わかりやすく

書き直したものです。この「千年紀末古事記伝」は

鯨さんならではの視点、解釈で、わかりやすいけど

意訳をこめた作品ですので、難しいけど本物の古事記を

読んでからの読む方がいいのかもしれません。

「巫女が透視した空想物語なの!?」なんて疑う人も

いるかもしれませんが、現在も、すごい巫女さんたちは

たくさんいて、その何人かはメディアにも出てますよね。

それを考えると、あながちウソじゃないのかもって思います。

千年紀末古事記伝ONOGORO ハルキ文庫
鯨 統一郎
税込価格 : ¥672 (本体 : ¥640)
出版 : 角川春樹事務所
サイズ : 16cm / 357p
ISBN : 4-89456-769-5
発行年月 : 2000.10
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

古事記のお話は、いろんなところに飛び散っておりまして

有名なのは「スサノオのヤマタノヲロチ征伐」とか

「天の岩屋戸」や「因幡の白兎」あたりでしょうか。

全部、古事記から派生した物語で、古事記には、それらに

関わるたくさんの神々の誕生(両親)なども書かれてます。

特に、ヤマタノヲロチ征伐→その体内から出てきた

草薙の剣(三種の神器)のお話は有名ですよね。そもそも

なんて神の剣が、ヤマタノヲロチの身体から出てきたのか

鯨さんの意訳解釈ですが、私はすんなり飲み込めました。

ああそうか、それなら、合点がいく、と。

「天の岩屋戸」のエピソードは、推理小説のように描かれていて

こういう書き方をすると古事記は、ただの歴史書じゃなくて

最古のミステリーでもあるんだなぁって感心しました。

「因幡の白兎」に関しては、一般に読まれている昔話と

古事記では、解釈がかなり変わっていて、たぶん

鯨さんの解釈の方が、本物の古事記に近いんでしょう。

もう1つ、最後に仕掛けられた鯨さんの解釈

「そもそも、倭の国の民は、どこから来たのか?」については

途方もなくて、でも、完璧に間違っているとは言えないかも?

大爆発が起こって、天と地が生まれて、中ツ国が出来て

形のない神々の子孫から、現在に至るってのは……

ビックバンが起こって、地球が出来て、海と陸が出来て

微生物→人までの長い進化という、科学的なことを

ちょっとファンタジックに文章表現しただけなんだなぁって。


次は、鯨さん解釈「宮沢賢治」を、読んでみようかな♪


◆◆鯨統一郎・感想ログ◆◆

浦島太郎の真相、千年紀末(ミレニアム)古事記伝ONOGORO

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