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Fake/五十嵐貴久

ヤクザな詐欺師vsハイテク探偵のイカサマポーカー対決です。

小説で全て表記するのは、ものすごーく大変。映像化、希望!

「Fake」個人的満足度:★★★★★★★★★☆(95%)

個人的には、オーシャンズ12はもとより、オーシャンズ11より

断然面白かったです!ただ、ラストが、あまりにも……。

(残り5%はこのラスト……。でも、だからこそ中身が生きる)

ものすごく活き活きした、エンターテイメント小説です。

Fake 幻冬舎文庫
五十嵐 貴久
税込価格 : ¥800 (本体 : ¥762)
サイズ : 16cm / 577p
ISBN : 978-4-344-40980-4
発行年月 : 2007.7
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

ここから、ネタバレ含みます。

「絶対負けないポーカー」この地点で、きっと、どんでん返しが

あるだろうなぁとは思っていました。でも、宮本さんが、大変

だけど、正直、ものすごく楽しそうに、ハイテク機器の作成や

設置をしてる様子が、活き活き描かれていて、どんでん返し

から目を逸らしてしまう。「これは、うまくいくのかも?」なんて。

でも、実際は、見事に、足元、残さず全部救われた

どんでん返しが起こる。ホントに全部、黒幕まで。

ところが、完敗、茫然自失の宮本さんをさしおいて、物語は

超ハイテク→ものすごーくアナログな泥棒さん方向に展開。

ここまでくると、ものすごーく、爽快!3人が、アカデミー賞級の

演技力で、全員を騙しきった、本物のフェイクだったことが

分かって、全編振り返って、全部確かめたくなるんですが……

ラストは、ものすごく苦々しかった。10億という当方もない

大金を、不法手段によって、手に入れた代償というんでしょうか。

この感情は、ものすごく重かったです。軽くてはいけないんですね。

ものすごく良く出来た小説だと思います。ステキでした!!


4人の今後のことを考えてみると……

宮本さん:このまま黙ってはいないはず。

ラスベガスあたりで修行してるかも?

カナ:その頭脳と才能があれば、どこでも需要はあるだろうなぁ。

大事なのは、彼女が何を選ぶかだと思う。

おじ様:彼だけは、どこにも逃げ隠れできない。ホームを守るため。

ホームを守る地位を手に入れるため、きっと表舞台に出てくるはず。

バカ息子:意外と、ホントに、完璧に才能のある坊ちゃんでした。

今回はカナや父親がいたから助かったけど、一番、足を捕まれそう

なのが彼なので、しばらくはお父さんと一緒にいた方がいいのかな。

大学に行けなくても、芸術を認められるチャンスはきっとやってくる!


--五十嵐貴久、読書ログ--

交渉人リカシャーロック・ホームズと賢者の石、Fake

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