のだめカンタービレ(18)
人に出逢って、人との関わりを通じて、世界が広がっていくという
ことは、音楽家にとって、とても喜ばしいことで、羨ましいことで
そのこと自体が経験になり、そして音楽を披露する繋がりになり
音楽を続けていく可能性をもたらしてくれる、いいことなんだけど
元から知り合いで、仲の良かった間柄の人の世界が、自分とは
別の方向に拓けていくのは、寂しくて、羨ましくて、切ないですね。
![]() |
のだめカンタービレ 18 (講談社コミックスKiss) |
のだめと千秋、アパート、大学、オケの人たち、それぞれの
世界が広がり始めている感じの18巻でした。もともと広い
世界にいた孫ルイは、10代の頃に置き去りにした「青春」の
経験を取り戻しにパリで学生生活を始めたのに、いつの間にか
ピアノ三昧の毎日に戻っていて、苦悩する。千秋に恋する。
その心が、彼女の音楽を広げてくれる。そして、おそらく
千秋を諦める心も、その音楽を広げてくれるんじゃないかと
思います。いえ、千秋のことももピアノでも、諦めずに
のだめに対抗心燃やしてくるかもしれませんが……。
のだめと孫ルイの音の違いは、ルイの音は「すごい」んです。
でも、のだめの音は「好き」なんです。ヨーダ先生も最初に
言ったように「すごいピアニストなら世界中たくさんいる」んです。
そうじゃなくて「あなたの音が好き」と言って貰えるピアニスト。
それが、音楽家として、どれだけの賛辞、価値になるか……。
でも、だけど、一番来て欲しい人が、来られないリサイタル。
彼女らしくやり遂げて、マダムたちと会話も楽しんだ後
張り裂けてしまった、心と身体から溢れた絶叫。
でも、その想いまでも、音にして、のだめの表現になる!
♪「おーえる之ユメ」内、のだめ関連リンク♪
再・ドラマ感想->9~最終話
コミック感想->13巻、14巻、15巻、16巻、17巻、18巻
サントラ関連->のだめオーケストラLIVE!、レビュー
書籍関連->夢色☆クラシック(CLASSIC LIFE)
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- まつろはぬもの(1)(2007.11.20)
- のだめカンタービレ(19)(2007.11.16)
- スキップ・ビート(17)(2007.10.24)
- ホタルノヒカリ(10)(2007.10.13)
- FAIRY TAIL(6)(2007.10.14)









コメント