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バッテリー2/あさのあつこ

1ヶ月近く煩っていた喘息からようやく回復しまして、長風呂復活。

あさのあつこさんの「バッテリー2」です。この小説を読んでる間

自分が中学生だった時、何を考えて、どんな行動をしていたか

たくさん思い出せます。いつも自分に言い聞かせてるんです。

大人になるに従って親や先生の気持ちが分かってくる。だけど

本当に忘れちゃいけないのは、自分が子供だった頃の気持ち。

分かってるのに、いつのまにか薄れていってしまったものを

バッテリーを読んでる間は取り戻せる気がします。

バッテリー 2 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \580 (本体 : \552)
サイズ : 文庫 / 350p
ISBN : 4-04-372102-1
発行年月 : 2004.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

あの当時、少女だった私にも、私なりの理論があって、それに従い

私らしく(プライド高い女王様、ちょっと間違うと、女番長)生きていた。

けれど、そうか……あの年代の少年たちは、こんなことを考えて

闘っていたんだなぁと……15年以上たって、ようやく気がつきました。


確かに「髪を切ったって、球は速くならない」じゃあ、なんで髪を

切らなきゃいけないんだ?そう考えて当たり前だけど、たいていは

髪を切って何も言われなくなるなら、みんなに迷惑かけなくて

済むなら、髪くらい切ったって球が遅くなるわけじゃないしって

割り切って、抵抗し続けていた男子も、試合前日、当日くらいに

こざっぱりして(かっこよくなって)グランドに現れていた気がします。


巧はその全てを譲れない。譲ってしまったら、自分の中の何かが

壊れるような気がして、絶対引くことは出来ない。この情熱は……。

1巻を読んだ時「ultra soul/B'z」が頭の中流れていたのですが

今回は、尾崎豊でした。絶対譲れない。このラインを譲らないと

学校が許さないなら、学校に許されなくていい。辞めたっていい。

卒業間近に、学校を辞めてしまった彼の気持ちが少し見えました。

髪を切らないと試合に出られないなら、試合には出なくていい。

だけど、野球も自分も絶対譲れない。親にも先生にも、誰にも。


自分を信じてる。その強さが、誰かを傷つけるかもしれない。

だけど、謝れない。守って欲しいとは思ってない。

だけど、ついてきて欲しい。絶対、マウンドを譲らないから。


◎あさのあつこ読書ログ◎

バッテリー:1巻、2巻

No.6:1巻

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