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ドラマ☆ホタルノヒカリ☆水10

私はてっきり、フジ月9チームが取ると思ってたんですが

日本テレビ水10でした~。anego班です。ハケン班です。

キャストはまだ主役しか分かってませんが、綾瀬はるかちゃん。

ほいで、フジ火10に「花ざかりの君たちへ」、堀北まきちゃん。

あと、ものすごい子役タッグで「学園探偵Q」も始まるらしい。

マンガ原作ばっかだねぇ。

オダギリ君で、ドラマ「蟲師」見られる日を待ってます♪

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天使と悪魔(中)

だいぶかかってますが、別に読むのが苦なわけではありません。

宗教とか物理とか難しいので、夜寝る前に読むのには向かない

かなぁと、眠くなりながら読んでも、次の日どこまで読んだか確か

じゃなくなってしまって……。教授が謎解きして、走り回る様は

ものすごくドキドキハラハラで楽しんだけど、ダ・ヴィンチ~も

この本も「ウソは書いてない」という言葉が逆に怖いです……。

天使と悪魔 中 (角川文庫)
ダン・ブラウン/越前 敏弥訳
税込価格 : \620 (本体 : \590)
サイズ : 文庫 / 317p
ISBN : 4-04-295507-X
発行年月 : 2006.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

前にも書いてますが、ダン・ブラウン氏と、越前さんの文章の

相性はホントに良いんだと思います。読者に何を見せたいか

分からせたいか、二人の意志が一致してるので、迷いなく

スラスラ読めます。切迫した、ホントに生きるか死ぬかの

シーンでも、何故か笑えてしまうテンポは、おそらく原作も

同じなんでしょうねえ~。うまいです。

ミステリーの方は、主要人物がみんなあやしく見えてきました。

ヴァチカンの内部にいることは確かだと思う。でも、なんとなく

単独ではないのかもしれないなぁと……。イルミナティという

組織なんだけど、ヴァチカン内にいるのも単独ではなくて既に

何人か送り込まれているんじゃないかと、思ったり……。

そもそも、なんでセルンとヴァチカンが結びついたのか……。

舞台選択からして、意味不明。下巻に向かいます。


◎ダン・ブラウン読書履歴◎

ダ・ヴィンチ・コード->其の壱其の弐

天使と悪魔->、中、下

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のだめカンタービレ♪DVD感想4

ようやく、特典DVDも全部見終わりました~。

あと見てないのは、初回特典のてぬぐいだけです(笑)

特典DVDには、キャストのインタビューがどっさり入ってて

NG大賞にノミネートしたものを含め、笑えるNGがてんこ盛り

竹中さんのNGが、NGなのにエンターテイナーって感じで

さすがでした~。若手よ、頑張ってついてゆけ!!

あとは、12/22ののだめオーケストラ♪コンサート

様子も一部入ってました。ゲスト登場の樹里ちゃん曰く

「昨日、クランクアップ。熊本で」ということだったので

12/21大川市で夕日を撮影した後、打ち上げがあって

そんな休む暇なく、東京国際フォーラムに駆けつけたんでしょう。

この間も、ドラマの編集チームは映像を作り続け、たった数日で

あの最終話を仕上げたってことなんでしょうね~。すごいっ!

(最終話のOAは、クリスマス。OPマングースもクリスマス仕様)

このコンサートの模様は、スウィングガールズの時みたいに

DVDになるのかなぁって期待して待っていたんですが、どうも

その感じは無いですね。確かに、ちょこっとDVDにするにも

CDにするにも、音楽としての質が、問題とは言わないけど

プロと言えるレベルには聞こえませんでした。残念だけど。

あとは、第1話冒頭のヴィエラ先生の「チェコ交響曲」

最終話ラストの千秋とRSオケの「ベト7」が入ってます。

ドラマを見ながら、きっと誰もが思ったことだと思うのですが

練習シーンは別としてコンサート、コンクールシーンはどれだけ

本人たちの音が鳴っているんだろう、と。他のは分かりませんが

最終話の7番に関しては、千秋の指揮でRSオケが鳴ってます。

ラスト楽器をクルクルした為に、音がぴよーんって鳴ってるとことか

ホントにリアルに聞こえます。サクラちゃんが、小さい体でデカイ

コントラバスを回す為に、反動つけて、頑張ってクルンってやって

しっかり掴んで、そのまま弾く姿は、演奏を楽しむとかじゃなくて

もう集中力の成せる技って感じで、すごいです。かっこいいです。

アフレコが全くないクラシックだけの映像なんですが、音楽から

色んなものが溢れ出しているのが、見えるように感じられて

キャストもスタッフものだめオケも、ホントに充実してたんだなぁと

伝わってきました。終わってしまうのは、寂しいんだけど……。

「次の役に入ってしまえば、忘れてしまうかもしれないけど

でも、音楽を聴けば、この感情を思い出す」って樹里ちゃんが

インタビューで答えてました。玉木くんは、クランクアップ直後

「フランス語の勉強します」と、ステキなコメント。行く気満々。

フランス編は、ドラマとして作るのは無理かもしれないけど

特徴あるシーンだけ、ダイジェストみたいに作ってDVD化して

くらたら嬉しいな~と思います。のだめ仮装リサイタルとか♪


♪「おーえる之ユメ」内、のだめ関連リンク♪

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のだめカンタービレ♪DVD感想3

注意:このログの前にも、けっこう書きまくってますので

既に、このログの内容は「のだめカンタービレ」→「私的

のだめカンタービレ」になっていると思います。のだめの

感想に関しては、これ以前のログ↓をご覧下さい。

(感想ログ→DVD-BOXDVD感想2

特典DVDも、すっごいボリュームで、ちょっとずつ見てます。

見ながら思ったことを、少しずつ書いておきます。

瞬間の感情を書き留めておかないと、次々触発されて

上書されてしまって、後から掘り返せなくなるので。

「キャラの個性、キャストの個性、音楽の個性」

コミックだから、一人一人に個性があって当たり前。のだめの

周りは、普通の人がまずいない。というか、普通のタイプが

迷い込んでも、一日終わる頃には、すっかり個性開花されて

いるんだと思われます。じゃないと生きていけない空間(笑)

役者さんだから、その人ならではの個性がきらめいていて当然。

どんな役にでもなりきれる役者さんだからこそ「私らしく」という

我の強さ=個性のオーラがバリバリ出てて、みんな輝いてる。

キャラとキャストの個性がうまく調和した上に、音の個性が加わる。

DVD特典に、メインキャストが好きな音楽を語るメニューが

あるんですが、そこで映像と一緒に流れるドラマシーンには

キャストのセリフとかアフレコとかが乗ってない、クラシックと

ドラマ画面の再生なんです。K448も、ベト7も、ラフコン2も♪

つい先日「徹子の部屋」にイングリット・フジコ・ヘミングさんが

出てました。普通の人から見ると、正直言って、この方は

ちょっと不思議な方です。たくさんの人と出会ってきた徹子さんが

「面白い方」というくらいの人です。でも、この方の個性を誰も

殺してはいけないんです。ちょっとやそっとで壊されるような

世界観ではないと思う。そうじゃなきゃ、これほどにならない。

それでも、この方の独特の世界観、感情、言動の全てが経験に

繋がり、この人だけの特別な音楽に繋がっていくんです。

何を言いたいかというと「のだめ、千秋がこうあるべき」とか

「こうなって欲しい」ってな、理想とか希望が叶えられるのを

待つんじゃなくて、その理想や希望もブチ壊してくれる程の

衝撃を楽しみに、コミックを読みたい、待ちたいと思いました。

「ブラームスが好き」

改めて、聞き耳立ててドラマを見てると、ものすごい数の

クラシックがこれでもか、これでもかってくらい効果的に

使われていたんです。その中でも、私は、ブラームスが

好きだな~ってしみじみ思いました。千秋とRSオケが

演奏する「交響曲第1番」だけじゃなくて、ドラマの中で効果的に

使われている曲には、ブラームスがものすごく多かったんです。

分かりやすいのは、ハンガリアン舞曲5番ですよね(笑)

あとは、私の大好きなワルツ15番も何回か使われてました。

なにせ、私がドラマを見ていたTVは97年製ブラウン管モノラル。

DVDは液晶ノートパソコンのステレオで見ているので、音も

映像もとってもクリア~☆その点でDVD-BOXはお買い得でした。

だって、今から、液晶TVとDVDレコーダーを買いそろえて

ドラマの再放送に間に合わせるってのは、絶対無理だもん。

これから、ようやく、DVDレコーダーを買うための積み立てを

始めるって人なんだから(大笑)液晶20インチとDVDで少なく

見積もっても15万。それ考えたら、DVD-BOXなんて安いっ!

ということで「私の好みの路線=ブラームス」と、気づかせてくれた

素晴らしいDVDでもあるんです。いろいろCD借りてみようと

思います。って、なんのことはない、ショパン、リスト、パガニーニ

ラフマニノフ、私の好きな音はみんなロマン派なのさ~(笑)

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のだめカンタービレ♪DVD感想2

まとめて、いっきに、最終話まで見ました~。

最後まで見て色んなことを思いました。先ず、見終わって

「DVD買って良かった~♪」

と。作品が自分の物になるっていうと、おこがましい表現かも

しれないけど、自分の手の中にあって、いつでも好きな時に

見返すことができるのは、すごく嬉しいです。これまでも

のだめカンタービレは、私の心の中にあったのだけど、その

ピースがまた一つ、ちゃんと埋まったというか、満足です♪

次に、思ったのは

「改めてみると、意外に、せつないドラマだったな~」

ということ。なんで、そんな風に思ったかというと、コメディだから

狙って笑わせる部分が大きいんですよね。でも、ビデオで何度も

再生してたし、DVDで改めてみても「狙ったシーン」には、もう

免疫が出来てるわけです。そうするとそのシーンや、それに続く

シーンを冷静に見ていることが出来る。そしたら、バカやってる

のだめの、ふとした表情の中の切なさが、どーんと伝わってきたり

ラストのサントリーホールのシーンの、役者さんの感無量な

言葉にならない、口をぐってひいて堪えた、溢れそうな想いとか

バシバシ伝わってきて、涙が込み上げてきました。

感動巨編ドラマは、感動を取り払ったら、ただのドラマだけど

コメディドラマは、コメディ取り払っても、色んなものが出てくる!

3つ目

「クリスマス、確かに私の中にあった何かを思いだした」

ってことです。言葉で書くと、それは情熱とか、切望とか、飢えとか

やりたくて、手がとどかなくて、もどかしくて、悔しくて、のだめや

千秋、ドラマスタッフが教えてくれた、すごい感情なのだけど

半年のうちに、私の中でだいぶ薄れていました。もっと自分に

欲深くならなくてはと、ドキドキしました。ドラマを見終わった時

やはり「昔諦めた、音楽への情熱」が強くて、電子ピアノを

手に入れたのだけど、それはそれで後悔なんかしてないし

絶対ひきたい曲もあるので、練習してるんだけど、音楽を

取り戻して、もう一つ思い出しました。何故、私が音楽を

手放さなければいけなかったのかという理由です(大笑)

忘れていたなんて、滑稽ですねえ~。虚弱体質の為です。

咳が続けば、当たり前ですが、歌えないんです。同じでした。

咳が続けば、鍵盤も叩けないんですね。無理して集中すれば

必ず、熱や嘔吐という形で、身体に跳ね返ってくる。満足に

音楽に取り組めない、この身体に対して腹が立って悔しくて

情けなくて、周りに申し訳なくて、音楽を手放したんでした……。

でも、今は、誰かの為にやってるわけじゃないし、期限がある

わけでもない。やりたいとき、できるときに、集中してやるだけ。

音学ではないんです。「音を楽しむ」で音楽ですから♪

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赤い瞳は知っている(心霊探偵八雲)

これからの季節、梅雨や夏の夜に、ちょうどいい作品に

出逢ってしまいました~♪私の中で、他の作品とごっちゃに

なってたみたいで「これって小説だったんだ~」と、つい先日

ようやく手に取ったのでございます。シリーズ既刊7冊っ!

心霊探偵八雲赤い瞳は知っている
神永 学
税込価格 : \1,050 (本体 : \1,000)
出版 : 文芸社
サイズ : B6判 / 313p
ISBN : 4-8355-8344-2
発行年月 : 2004.10
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

一般人にはちょっと怪奇だけど、当人は当たり前の世界。

亡くなった人の思念体と、生きてる人を映す左右の瞳。

その瞳のせいで、家族からも恐れられ、口走る不思議な

言葉の為に、周囲からも気味悪がられ、いつしか心を

閉ざし、一部の親切な人間に対しても、皮肉や嫌味でしか

コミュニケーションが出来なくなってしまった、八雲。

物語は、ズケズケと物を言う女子大生が、八雲の部屋を

訪れることで、動き出します。このくらいの女の子じゃないと

カチコチに固まった八雲の何かを動かすことは無理(笑)

良いヒロインに成長してくれるといいですね~。成長して

シレっと八雲を騙しちゃうシーンなんかも見てみたいです(笑)


個性的で、クセがあって、理屈っぽくて、面白い小説です。

あとがきで「出版後、何度か改稿してできあがった作品」と

明かしてくれていますが、作家さんにとってスゴクありがたい

ことだと思います。一度発行したら、世に出たら刊行なんです。

それを改稿して、改めて印刷・製本して発行してくれるなんて。

例えば、大きすぎる例えですが「ハリー・ポッター」の1巻に

作者さんが「ちょっと納得行かない箇所かあるから、やっぱり

書き直して、もう一回発行し直す、こっちが本物!」って

言っても、納得できませんよね。どうして今更、また買うの?

何が違うのさっ!って(笑)だから、刊行した作品に手を入れる

ということ自体、忌み嫌う作家さんもいて当然だと思います。

そんなことは、発行前に、完璧にやっておけっ!!ってね。

でも、分かってはいるけど、納得できなくて、自分の知識の無さ

文章力の無さの為に、この作品が、キャラたちが、日の目を

見ないで埋もれていくのは、悲しい。もう一度だけ……って。

で、それでもダメなら、ダメだし、そこで息を吹き返せたら

敗者復活って感じかなぁと。プロの世界は怖い。昔、夢見た世界。

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おおきく振りかぶって(8)

100%近いコントロールを持っているのに、自信がない。

自分を信じられない。自分に自信が無いから嫌われるかも

しれないという恐怖で、他人も信じられない。それでも

絶対、マウンドは譲りたくない。変わったお子さんですが

もし、レンレンが自分を信じて、他人を信じて、その結果

自信を持つことができたのなら、恐怖と信頼とどちらも

備えた、いい投手になるんじゃないでしょうか。それでも

絶対、誰かの為の甘さや優しさでマウンドを譲らないし(笑)

おおきく振りかぶって Vol.8 (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ
税込価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社
ISBN : 4-06-314451-8
発行年月 : 2007.5
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

表紙の桐青の円陣いいですね~。円陣組むとホントは

中真っ暗で、下からのアングルだと、空が光るくらい

眩しいんですけどね、デジタルカメラ明暗補正って感じ?

桐青には、確かに油断があったのだと思う。それでも

勝つ気持ちを絶対手放さない、精神の強さは素晴らしい。

他には何にも知らない野球少年たちが、やっぱり野球を

通して、言葉ではなくて、気持ちで、たくさん経験して

成長していく様は、いいなぁと思ってしまいます。

そして、そんな死闘を制した野球少年が、試合場を出ると

お母さんに、くるくるとあっというまに身ぐるみはがされたり(笑)

支えられて、守られて、愛されて、それでも子供は傷ついて

そうやって成長していくんだと、見せられてる気がします。

親が出来る精一杯の愛情と、子供が補う自分なりの努力。

このバランスが崩れると、過保護or無関心になったりする。

野球でも、勉強でも、子供を支えるということは、どこまで

支えて、どこから子供の世界と見極めて手を出さないことを

決めるか、絶対、子供以上に先読みしなくてはいけない。

子供に親の心情を悟られるようでは、ホントに甘いんですね。

うぉしっ!もっともっと、精神磨くぞ!

帯には「高校時代をやりなおしたくなりました」ってアニメ監督の

コメントが書いてあるんですけど、私はそうは思わない。それぞれの

高校時代が確かにあったから、今の自分がいる。だから絶対

未来の自分の為に、今できることがあるはず。それを探す。


◎おおきく振りかぶって感想ログ→7巻、8巻

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FAIRY TAIL(4)おまけ

もう1回読み返して、ひっかかりました……。

いえ、ちゃんと最初からひっかかってはいたんですが

Sランクの依頼をこなす5人。一人足りないんですよね。

エルザ、ミストガン、ラクサス、あのオヤジ。

ギルドマスターかもしれないんですが……、きっと違う。

で、ふとよぎりました。もしかして、ミラジェーン……?

もし、彼女がそれほどの腕前だとすると、ナツが絶対

「勝負しろー」って騒ぐはずなので、肉体的には強くなくて

たぶん、魔法という分野で桁違いの力を持ってることに

なると思います。もしくは、ナツを含め1階の誰も知らない

のかもしれません。大きなクエストを1つこなせば、数年

遊んでたって平気なくらいの報酬と、そう言ったのも彼女。

もしくは、彼女にしか使えない魔法を温存しておく為に

普通の依頼には、応じることは無いのかもしれない……。

ラクサスにも普通に対等に話して、ガン飛ばしてたし……。

以上、想像というか、妄想でした。


◎FAIRY TAIL感想ログ→1巻2巻3巻4巻、4巻(おまけ)

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FAIRY TAIL(4)

やはり、まだまだ登場人物が揃っていないようですね~。

魔法ギルド・フェアリーテイル上級層の面々がどういう形で

姿を現すのか、とっても楽しみです。エルザとジークレインの

関係も何だか意味ありげすぎて、1巻に戻ってみなくては。

FAIRY TAIL 4 (講談社コミックス少年マガジン)
真島 ヒロ
税込価格 : \420 (本体 : \400)
ISBN : 4-06-363832-4
発行年月 : 2007.5
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

自分の力を過信して、上へと挑戦してしまう。力無い者ほど

その力の差が分からない……。どんな世界でも当てはまる

ことだと思います。魔法ファンタジーじゃなくても、現実で。

ただ、魔法冒険ファンタジーの世界では、失敗=死という

エンディングが待っているわけで、キャラの判断が難しい。

でも、そこを小さく描くと、読者は「つまんなーい」と離れてしまう。

大袈裟に書いて、ファンが多いキャラを退場にしてしまっても

ファンが「なんで~」と離れてしまう。難しいところだと思います。


……海の中の孤島でのクエストっていうのは、イメージ的に

ワン・ピースがよぎることが多くなってしまいますね。あっちの

影響力というか、浸透力が強いので、全くの別物を描いても

そういう風に感じてしまうんですよね。でも、そう言われることも

ふまえて、そこになるべく早くぶつかっておくのはいいのかも

しれません。連載が長くなれば、ばるほど、そういう風に言われる

機会は多くなるのだから、早めにぶつかって「別物」「別世界」と

読者にインパクトを与えられるなら、その方がいいんでしょう。

マンガ界は動く。人の心も動く。世界も動く。その中で生きる。

剣や魔法がなくても、生きるということは、戦うということ。

ペンだったり、パソコンのキーボードだったり、レジだったり

運転だったり、分野は違っても、生きるということは働くということ。

その報酬で得たお金、あるいは経験、受けた感情こそが財産。

ナツと旅するルーシィが未来に描くフェアリーテイルの物語。

それは、ルーシィの全てが詰まった財産になるんでしょうね~。


◎FAIRY TAIL感想ログ→1巻2巻3巻、4巻

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SCORE BOARD(バッテリー読本)

ファンブック、ビジュアルブック、というんでしょうか。

この手の本は、今までけっこう読んできたんですが

薄さとお値段の割に、なんともお買い得な本でした。

1.原作者あさのさんの小説がある(横手の試合から

帰ってきて、初めてキャッチボールをする、巧と青波)

2.コミック版マンガ家さんが、なんと最終話になるだろう

ラストシーンのマンガを書いて、掲載されています。

3.日ハム・ダルビッシュ投手とあさのさんの、曇り無い

作らない、本音の対談が掲載されています。

4.生きてる人として、ものすごく作り込んだ映画版の2ヶ月に

及ぶ撮影話やスナップショットが惜しげもなく掲載されてます。

バッテリーSCORE BOARD
税込価格 : \1,029 (本体 : \980)
出版 : 角川書店
サイズ : B5判 / 111p
ISBN : 4-04-854074-2
発行年月 : 2007.2
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

映画版は、3~4月、喘息で見られなかったのですが、私の

イメージでは、滝田監督(日本アカデミー賞・壬生義士伝)は

優しく、センチメンタルに、少年の日の思い出、ノスタルジー

って感じで録ったのかな~なんて、ほんわか考えてたんですが

なんと、キャストの大半を占める少年たちが、演技出来なくて

泣いて悔しがるほど、厳しく撮影したようです……。映画経験の

ある子役ってのは数人で、残りはオーディションで初めて

この世界の切符を掴んだ子か、バッテリー一般オーディションで

勝ち残った、野球経験のある一般の少年たち、なんですよ。

--でも、監督の心も分かる気がします。厳しさという現実が

なければ、映画には、甘さが溢れてしまう。この映画には、先ず

鋭さが欲しくて、そこに向かう情熱があって、つかの間のひととき

ほんとに些細な仕草や言葉だけが、本当に優しく香る、というか

そんな空気が現場から欲しかったんだろうなって……。10年前

まだ若手だった萩原さんが、現場で先輩たちに教えられて遊んで

貰って、その思い出を、この映画の中でも子供たちに引き継いで

「兄貴」と呼ばれるようになったり(怖い野球部顧問の先生役)

役者人生の長い、菅原文太さんが、青波をホントの孫のように

思い、演技ではなく、思わずホントに喜んで声を出してしまったり

色んなことが掲載されています。

野球をすること、映画を作ること、スタッフもキャストも同時に

二つの真剣勝負をしていたんでしょうね。DVD待ち遠しいぞ!


◎あさのあつこ読書ログ◎

バッテリー:1巻2巻3巻4巻5巻6巻ラスト・イニング

バッテリーファンブック:SCORE BOARD

No.6:1巻

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のだめカンタービレ♪DVD-BOX

約半年、ホントに待ってました!ついに発売になりました~♪

おそらく国内ドラマでは最高の売り上げになるんじゃないでしょうか。

韓国ドラマ「冬のソナタ」と比べると……負けるのかもしれませんが。

初回版は、箱がピアノ調のブック閉じで、特典ブックレット+DVDと

手ぬぐいとストラップが入っていて、あとこれはストアの特典なのかも

しれませんが、液晶パネルを拭く張り付くシートも入ってました~♪

特典DVDはチラッと見るつもりが、半分程度で1時間を越えたので

後回し。唯一、録画しそこねた第1話を、7ヶ月ぶりに見ました~。

改めてみると、セリフやシーンにたくさん伏線が張られていて

改めてコメディドラマを楽しく見せるためには、ものすごく緻密な計画が

必要なんだなぁって、思いました。実際に画面に出てるのは役者さん

だけなんだけど、その何倍もの人が、このドラマを作るために

尽力したんだろうなぁと、実感を持って感じられました。

久しぶりに聞いた、のだめと千秋のモーツァルトK.448は、CDに

収められてる音と全然違いました。のだめの音がすごく多い(笑)

特典DVDには撮影秘話などがたくさん詰まってます。

のだめ、千秋、峰、大河内、人じゃあり得ない動きをしてるシーンは

マネキンを使ったんだそうです。スローにすると、ちょっと見える♪


♪「おーえる之ユメ」内、のだめ関連リンク♪

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呪われた転校生(メディエーター2)

ようやく読み終わりました。日本語読むのが大変な小説には

昨今めったにお目にかかりません。相性の問題でしょうか。

先日、久しぶりに宮沢賢治「春と修羅」を読んだのですが

書いてること意味不明で、一行毎に考えたり読み返したり

するんですが、それでも、読みにくいとは思わないんですよね。

リズムかな。文のリズム。この小説は、友近のキャサリンの

テンポで書くと伝わりやすいような気がします(笑)

呪われた転校生 (集英社文庫)メディエーター
ジェニー・キャロル/布施 由紀子
税込価格 : \650 (本体 : \619)
サイズ : 文庫 / 271p
ISBN : 4-08-760470-5
発行年月 : 2004.8
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

文脈がなーなーなーと平坦なので、ラストのどんでん返しも

ちょっと盛り上がりにかけました。湿っぽくならないように

わざと冷静に書いたんだろうけど、それならそれで、抑えた

感情を静かに描いて欲しかったなぁと。


これの続きが、出版社が変わって、お値段もぐっと高くなって

出ているんですが……、どうしようかな。税金とか保険とか

今年分払い終わって、余裕が出来てから考えます。

積読本のストックは、山のようにあるし。

さて、次はどの辺を掘ってみようかしら。


◎メグ・ギャボット(ジェニー・キャロル)読書ログ

・霊能者の祈り-メディエーター(読中ログネタバレ

・呪われた転校生-メディエーター(感想ログ)

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DEATH NOTE(後編)theLastName

つい先日まで映画をやってたような気がするんですが

あっと言う間にDVDになってました。世の中の速度に

ついていけてる自信は全然ないけど、この映画に関しては

たぶん、市場の期待以上に、DVDが速かったと思います。

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140分。予告やプレミア試写会のトレーラーを入れると

だいたい3時間。没頭(集中)して楽しませて貰いました。

コミックは、ヨツバ編、メロ・ニア編と続いていったんだけど

編集部の意向が無ければ、原作もここで終わりたかった

んじゃないかなぁという、スッキリしたエンディングでした。

でも、延長された分、キラの存在がより世界的になって

ラストの、本当の「キラ崇拝」に繋がっていったんだけど。

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例えば、現在進行形の立てこもり事件。誰もデスノートを

想像しなかっただろうか。キラがいたら、と思わなかった

だろうか……。実際にいたなら、この瞬間、キラは希望。

でも、実際はいないので、ただの妄想。現実には、大事な

人命が失われ、負傷した方は、一生その傷と恐怖を背負い

周囲に住む方々は、例え事件が解決しても

そこに住み続けずっと事件を忘れることはないでしょう。

その恐怖や人を疑う心は人生を変えてしまうと思います。

母親を殺してしまった少年。キラは猶予を与えると思う。

若いし、考えが未成熟だし、立ち直るチャンスがあるから。

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--なんて、いつの間にか、私はこうして「キラだったら」と

考えてしまっています。これは、私の中の理想にキラという

名前を勝手に付けた物で、結局は私の意志なんですが。

でも、優しい世の中を望むことは、間違ってはいないはず。

頑張った人が報われる世の中も、間違っていないはず。

平和だろうけど、その世の中って楽しいんだろうか。

個性があって、ぶつかりあって、思いに個人差があるから

世の中って楽しいんじゃないだろうか。矛盾してしまいます。

犯罪はもちろんだけど、誰かの心を傷つけて、自分が幸せに

あるいは利を得ようというのは、良くないことだとは思う。

けれど、例え誰かを傷つけても、譲れない思いならば

その時は、私も譲らないと思う。その人を傷つけること

傷つけた意志を自分に刻みつけ、その報いを受ける

覚悟を持って、やりぬいてしまうだろうと、思う。

ライトはその覚悟をもって、デスノートを使ったのでしょう。

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ラスト、デスノートのことを忘れてしまったミサは「思い出せない」と

嘆く。兄がキラに殺されたと思ってるサユは「許せない」と嘆く。

だけど、世の中はキラのことを忘れない。いつかまた現れるかも

しれないという、驚異あるいは希望となって、記憶に残っている。

ライトの思い描いた「神」ではないだろうけど、ライトの最初の

小さな純粋な願いは、たくさん人の心に留まり、祈りになる。

この小さな純粋な願いだけならば、それは警察だって同じ。

デスノートという手段を、ライトという天才が得てしまった物語。

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夏頃、西尾維新さんの小説版デスノート番外編が劇場公開予定~。

と言っても、こちらにはデスノートは登場しないはずですが、たぶん。

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DEATH NOTE-感想ログ

映画:前編、後編

原作:9巻、10巻、11巻、12巻

小説:ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB殺人事件

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プラダを着た悪魔

ファッション誌業界の最高峰を描いた、もの凄い作品でした。

たぶん、本物の編集部は、こんなキレイじゃないと思う(笑)

いや、でも、意外に、ホントに、ここまで洗練されているなら

映画の中にも表現されていたけど、それは「芸術」ですよね。


自分の思い描く世界に入る為の、足がかりとして飛び込んだ

畑違いの業界で、アンドレアはものすごい上司に出逢う。

その人に、仕事を認めて貰う為に、業界の流儀に習い

自分を変え、仕事をこなし、チャンスを掴んでいく……。

仕事を与えられる幸せ、その反面で、失っていく元の環境。

「どっちが手に入れたいものだったの?」他人にも自分にも

問い続ける。そこで、誰かを傷つけても、のしあがっていく

彼女たちと、自分は違うのだと彼女は立ち止まる……。

立ち止まって、違う道に入っていくアンドレアを元・上司として

正当に評価して送り出すミランダ。良い上司だなぁと思います。

劇中「ミランダが男だったら……」という台詞があるんですが

私は、必要ない言葉だなぁって思いました。彼女だから出来る

仕事であって、男女で分けて欲しくない。どちらかというと、女の

ミランダだから出来る、成り立つ仕事で、そう、言ってみれば

現代版・大奥っていうか、女が統括する女集団ってカッコイイよ。

この編集部の中、すっげー忙しくて、絶対イジメとか無いし

そんなことしてる暇のあるヤツは、この職場に居られないもん(笑)


毎日、脳神経切れそうなくらいの、緊張と時間に追われて

その中で、自分を律し、服装やヘアメイクや体調管理をして

毎日の業務をただこなしていくんじゃなく、毎日、絶対

必然的に、成長していかなくちゃいけない環境って

私は憧れてしまいます。身体がもうちょっと強ければって。


個人的満足度(プラダを着た悪魔:★★★★☆)

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ラスト・イニング/あさのあつこ

意外にも、あの「名前の無い試合」の結末が描かれてました。

この試合は、どうとも受け取れる表現だけで、勝敗については

明記しないんじゃないかと思っていたんですが、明確に

スコアも出ています。意外でしたけど、すっきりしました(笑)

ラスト・イニング / あさの あつこ
税込価格 : \1,260 (本体 : \1,200)
出版 : 角川書店
サイズ : 四六判 / 238p
ISBN : 4-04-873757-0
発行年月 : 2007.2
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

「ラスト・イニング」このタイトルに込められた意味。瑞垣の中に

残ったなんと表現していいのか分からない、枯渇、飢え、残像。

巧と豪は、次の春を迎えて、次々新しい試合をこなして、その度

経験して、ぶつかって、自分を見つめて、信じて、進んでいく。

門脇は思いがけない進路変更を自分で決めて、たくさん迷惑

かけても、譲れなくて、謝って、そして巧と戦うチャンスを待つ。

他のメンバーもそれぞれ自分の進路を歩き始める。

ただ一人、瑞垣だけが、野球を手放した為に、あの試合に

囚われ続けている。最後の試合。申し分ない最高の試合だった。

いつか、何年後か、何十年後か、門脇や巧が甲子園、プロ

メジャーのスタジアムに出たとき、観客を魅了するプレイヤーに

なったとき、『伝説』と呼ぶに相応しい名勝負だった。悔いはない。

なのに、残ってしまった渇き。こんなものが残るなんて予定外だった。

巧がマウンドで立ちすくむ姿、できれば泣き崩れる姿を見ても

門脇が力負けする姿を見ても、どっちでも終われるはずだった。

いや、もう終わったのだ。--なのに、おせっかいでうざったい

周囲から、いろいろ言われて、なんだか、ちょっと戻ってきたかも?


たくさんの可能性が見えて、楽しいアフターストーリーでした。

瑞垣が言ったとおり、巧と豪が同じ高校に進学する確信も無く

巧が中学生のうちにどんな活躍をして、巧自身が変化したり

門脇以上のライバルをみつけて、県外に出ていく可能性もある。

だけど、門脇は、地元で、巧の評判が聞こえるところで、高校

野球を始める。--同じ高校に来たりしたら、どうするんだろ?

毎日、真剣勝負?それもいいかも(笑)彼らの出会いが、彼らに

とって幸運だったのかは分からない。故意に出逢わせてしまった

海音寺も悩んで苦しむ。だけど「もし出逢わなければ」なんて

今更、考えても意味がない。出逢ったのだから、なかったことに

出来ないのだから、これから先を考えなければいけない。

いつからだって、どこからだって、もう一度始めることは出来る。

周囲とか、身内とか、外聞より、優先しなきゃいけないこと。

譲れないもの。自力で掴みたい想い。今度こそ。


もう1冊「スコアボード(スコアブック?)」とかいうファンブックに

短編が載ってるらしいのですが、本屋でみつけられません(泣)

なぜ無いの!?どこに有るの!?


◎あさのあつこ読書ログ◎

バッテリー:1巻2巻3巻4巻5巻6巻、ラスト・イニング

No.6:1巻

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のだめパーツ

PS2「のだめカンタービレ」サイトより、ブログパーツを

拝借してきました。音量に注意して、再生して下さい♪

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バッテリー6/あさのあつこ

読み終わりました~。この6冊、あさのさんが描く世界に

惹き込まれて、読むことしか出来なくて、小説の言葉を

借りて言うなら「打たれっぱなし」でした。

この小説6冊を読み始める前に、売れ行きと注目度は

既に高い値だったので、小説の内容に差し障り無い書評を

いくつか読みました。その中に「中学生日記のよう」という

表現があったんです。記憶に引っかかっていたんです。

小説は読む人によって得るものが違って当たり前で、何が

正解で、何が間違いとかじゃないと思いますが、何をもって

その人が「中学生日記」と表したのかも、分かりませんし

私も最近の中学生日記をいつも見てるわけでは無いですが

中学生日記ではないと思います。スポーツマンガにありがちの

ヒューマンサクセスストーリーでも無い。音楽で例えるなら尾崎豊。

マンガで例えるなら、私は「ガラスの仮面」だと思ったのです。

努力の天才アユミvs真の天才マヤ。あの物語、本当に主役に

なるべく人物はアユミで、最終的に勝つのもセオリーで言えば

アユミなんです。でも、そう簡単じゃない結末なんでしょうね。

バッテリー 6 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \540 (本体 : \514)
サイズ : 文庫 / 298p
ISBN : 4-04-372106-4
発行年月 : 2007.4
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

いつものことながら、前置きが長くなりました。こっから本題。

生まれ持った何かは確かにあったと思う。でもそれは分野の

違いであって、瑞垣と門脇の間に才能の差は、無いと思います。

門脇にはバッティングの才能があった、でも瑞垣には人を

動かす采配の才能がある。瑞垣は、門脇のその才能が羨ましくて

憎たらしくて、近くで見てることにウンザリして、野球を辞めることを

決意していた。でも、巧が現れた。これが並の天才じゃなくて

真の天才なら、私はもう一度瑞垣を動かせると思ったのです。

まだ入学してないし、門脇と同じ高校じゃなくても、私は有り

だと思うのですよ。瑞垣が統制するグランドで、巧と豪が

バッテリーで、県代表になって、一緒に門脇の強豪チームに

対峙するっていう未来、見たいなぁって思ったりするのです(笑)


でも、それこもれも、決めるのは彼ら自身。この物語を書いた

あさのさんの葛藤が少し分かります。描きたい、伝えたいという

反面、この物語が既に彼らの物で、自分の手から溢れる感覚。

掴みたい、いえ、掴んでいたはずの彼らの言動が、彼ら自身の

成長や変化によって、すいっと文字の間から走り抜けてしまう。

捉えきれなかった、描ききれなかったと、文庫2巻のあとがきで

あさのさんが書いた意味は、こういうことだったんだなと、少し

見えた気がします。ホントはもっと違うのかもしれないけど。


この終わりは、スタートなんだと思います。私も巧が投げ勝つ

姿や、打たれても前のように立ちすくまない姿を、期待しては

いたんですが、予想もしていました。もしかしたら、この

「名前の無い試合」も、あさのさんは描かないかもしれない、と。

実際は2回の最初まで描いています。スタートは切られた。

このゲームの行く末は、分かりません。この先の彼らのことも

分かりません。でも戸村が高校時代、監督から言われた言葉。

「野球は人がするもの」という言葉が、色んなことを物語って

いるように思います。誰かに何かを言われたからじゃない。

悩んで、決めて、そうしてみようと思って、動いてみる……。

それがアタリかハズレかなんて分からない。でもやってみて

様子を見て、また考える、悩む、試してみる。少しずつでいい。

何かを投げかけて、戻ってこないかもしれない、でも試す。

何かが変わるかもしれない。何もしなければ、何も起こらない。


桜の木の下で、枝を見つめていた巧。何かを待ってる気がします。

それはきっと与えられる何かじゃなくて、自分で掴み取る何か。


「ラスト・イニング」に描かれるのは、既に「バッテリー」ではないもの。

目を覚まして、違う視点で、読んでみようと思います。


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バッテリー:1巻2巻3巻4巻5巻、6巻

No.6:1巻

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バッテリー5/あさのあつこ

自分でもこんなに速く読めるとは思ってなかったのですが

あさのさんの文章は、訴えてることが簡単に読めるようで

分かった気になってると、そうじゃないって振り出しに戻って

明らかに、迷って悩んでる時間が多いのに、いつのまにか

けっこう読み進めています。私が今まで読んできた作家さんと

大きくちがうのは、章の変わり、巻の変わり目の、終わり方と

始め方です。「え、ここで○巻終わりなの?」っていつも思うし

その続きから始まるかと思って読み始めると、巧たちの季節は

何ヶ月も進んでいて徐々に回想として、戻っていく……。

文庫は残り1巻、物語も小説の描き方も、とても楽しみです。

バッテリー 5 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \500 (本体 : \476)
サイズ : 文庫 / 251p
ISBN : 4-04-372105-6
発行年月 : 2006.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

5巻は、巧も豪も、たくさんの少年たちが、自分の中にある

それぞれの思いと向き合っています。向き合って、互いに

ぶつかって、自分の中にある本当の想いと、また対峙する。

巧は野球だけの人生の中だったけど、病院の屋上で怒られて

豪に告白した女の子のフルートを聞いて、たくさんの世界が

あるんだと少しずつ目覚めていく。野球の中では譲らない

巧だけど、野球以外のことでは、だいぶ融通がきいて

(というか、どうでもいい?)甘い、面倒と思いながらも、他人の

意識に少しずつ触れていく。なのに、今度は、そんな巧を見た

周囲の反応が「巧らしくない」とか「そんなこと関係ない」って

くるくる周り始める。こういう堂々巡りは、蜃気楼以来です(笑)

高耶に惹かれて、プライド傷つけられて、憎んで、傷つけて

でもやっぱり離れることなんかできない、直江を思い出しました。

そういえば、次の大河は直江パパの物語。

たくさんの懐かしい名前が登場するだろうなぁ♪


小学校高学年~中学にかけて、すごく仲の良かった友達同士

同じ部活同士の男子が、顔にアザを作って「なんでもない」って

顔して登校してくる姿を何度か見ました。自分の中に荒れる想い

ウダウダ考えずに、相手にぶつけて、殴られて、殴り返して

今なら、仕方ないなって思えます。当時は、その傷を見ただけで

怖くて、しばらく近寄れなかったけど、真剣に向き合ったからこそ

そういうことになってしまったんだねと、ようやく分かりました。

「男の子だもん」っていう、親たちの会話が少し見えたかな。

しかし、けっこうな児童文芸賞を受賞し、話題にもなり、映画にも

なり、きっとアニメとかドラマの話もあがってるだろう「バッテリー」

ですが、文部省とか教育委員会とかPTAとかが、規制したく

なるような内容オンパレードです。ケンカ、イジメ、喫煙。

……でも、これらを除いて描くと、ウソくさくなる気もします(笑)

いや、事実は小説より奇なりって言うし、現実はこんなもんじゃ

ないんだろうな。触れてみたいけど、触れたら火傷して、それでも

きっと離れられなくなる、そんな何かを抱えてるんだろうな。


さて、ラスト1冊。名前の無い試合が始まります。


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バッテリー:1巻2巻3巻4巻、5巻

No.6:1巻

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バッテリー4/あさのあつこ

この小説のタイトル、表紙、帯を見て、なんとなく「少年野球」の

イメージはつくと思います。1巻を読み始めると、想像していた

「汗のしたたる少年マンガ」のイメージが全然当てはまらないことが

分かってきます。そして4巻まで読んで、当たり前に想像のつく

感激のラストに向かう話でもないんだと、読めてきました……。

バッテリー 4 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \500 (本体 : \476)
サイズ : 文庫 / 238p
ISBN : 4-04-372104-8
発行年月 : 2005.12
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

スポーツの物語は、たいてい大きな大会で、ものすごい試練を

越えて、みんな晴れやかにハッピーエンドってイメージが

脳に染みついていたようで、4巻に至っても、公式試合一つない

この物語は、おそらく最後までそうなんだろうなぁと……。

大人に作られた大会じゃなくて、学校に許してもらう部活でもなく

自分たちの都合で、誰がどんな風に傷ついても、やりたい野球を

やってみたい。誰にも邪魔されたくない。

それぞれの考えや目的は違うけど、戦いたい意識だけは同じ。


巧の中にあるものが何なのか、少し見えた気がします。

たくさんの目が、焦げるような視線で巧を追いかけてます。

憎たらしくて、邪魔で、目障りで、だけど目が離せない引力。

でも、ホントは巧自身が、その思いを10年以上抱えていた。

突き放せるものなら、そうしていた。出来なかった。

自分から野球を、球を手放すことは出来ない。

野球という引力に、惹きつけられて、飲み込まれそうで、でも

絶対飲み込まれるか、飲み込んでやるんだ、と噛みついてる。

太陽を手に入れたいと、天をにらみ続けるイカロスなんですね。

スポーツや才能の世界において、敵はライバルではなく

自分なのだと考えていたけど、間違ってはいないと思うけど

巧の場合、向かい合ってるものがライバルでも、自分でもなく

野球自体なんだなぁと。これを失ったら自分には何も無いとか

そんな甘いもんじゃない。手の中で脈打つ球。それは己の命。

手放せるわけがない、誰にも譲れるわけがない、自分の物。


なんて、究極論を突き進んでいくと、息が詰まる一方です。

新田東の1年トリオのバカテンポとか、横手3年とのやりとりは

痛烈ながら、この物語の潤い(なんか言葉が違うかも?)です。

お風呂の中で、何度吹き出したことか、今まで読んだこともない

マジメな少年野球小説なのに、お笑い劇場のようなテンポです。

文庫は残すところ5、6巻ですが、こうなると、アフターストーリー

「ラスト・イニング」も読みたくなりますね。まだ単行本ですが。

あさのあつこさんの「The MANZAI」も読んでみたくなりました♪


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バッテリー:1巻2巻3巻、4巻

No.6:1巻

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バッテリー3/あさのあつこ

昨夕の、嵐のような暴風が、すごく似合う3巻でした。

1巻:ultra soul/B’z、2巻:尾崎豊、とテーマソングが

頭に浮かんできたのですが、この3巻は、無音です。巧の

ものすごい集中力が、背景の色も、BGMも排除しました。

巧も感じたように、様々な表情を持った風だけが流れていく。

バッテリー 3 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \540 (本体 : \514)
サイズ : 文庫 / 270p
ISBN : 4-04-372103-X
発行年月 : 2004.12
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

巧が、自分の世界で迷いそうになると、青波が色鮮やかな

空気を伴って現れて、そもそも、あれこれ考えることを

望んでない巧の思考回路を払拭して、読者の心にも余裕を

作ってくれます。--天才と呼ばれる人たちは、それぞれ

独特な世界を持っていて、それを壊されることを本能で拒否し

守るとか、固辞するとか、浸食されないとか、そんなレベル

じゃなくて、誰であっても自分を染めることは出来ないという

己を信じる心で、自分を成り立たせているのかもしれない。

そう、考えると、例えば、卓球の天才、福原愛ちゃんに

「がんばって~」なんて応援する資格が誰にあるんだろう。

4回転に果敢に挑戦する、安藤美姫ちゃんを責める資格が

この日本中、一体誰にあるんだろう。そして、もう10年もの間

日本国民の英雄で有り続けてる、谷亮子さんは、この10年

どんな苦悩を抱えて「応援してくださる、皆さんのおかげです」と

いつもいつも、周囲への感謝を先ず一番に言っていたのだろう。

もっと言いたいこと、分かって欲しいことが、本当はたくさん

あるんじゃないだろうか。そういう気持ちを押し殺していたのなら

メディアというものが、才能を潰してしまうんじゃないだろうか……。


バッテリーを読みながら、野球界のことを考えると、頭の中が

ものすごく混乱します。たぶん……、ヤンキースの松井さんは

根っから、豪みたいな性格なんでしょうね。野球ができる環境に

感謝し、関係ない分野でも、自分の立場が役に立つのなら

進んで奉仕できる。イチローさんは、たぶん、どっちかっていうと

巧系の天才なんでしょうね。今は、強健を活かした外野だけど

高校当時、エースで4番という、絵に描いたような主役だった。

あの頃から、この二人は交流があったと聞いています。

野球以外のことで、たくさん悩んで、考えて、その中で自分で

選んで歩いてきたプロという道。二人ともまだまだ若くて、でも

思いっきり野球ができる時間がそう長くないことも分かってる。


巧は……将来のこととか、全く考えてないんでしょうね。

今、最高の球を投げられること、投げることに集中すること。

それが、原田巧。野球以外のこと、野球部の中のゴタゴタで

いくら自分が悪者扱いされたって、そんなことは構わない。

誰かにとっても自分の価値も、どんな駆け引きも関係ない。

ただ、最高の球を投げること。出逢うべくして出逢った、豪。

今までで最高の球を捕球できなかった、豪。

同じ球を投げられなかった、巧。二人の苦悩は4巻へ。


◎あさのあつこ読書ログ◎

バッテリー:1巻2巻、3巻

No.6:1巻

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バッテリー2/あさのあつこ

1ヶ月近く煩っていた喘息からようやく回復しまして、長風呂復活。

あさのあつこさんの「バッテリー2」です。この小説を読んでる間

自分が中学生だった時、何を考えて、どんな行動をしていたか

たくさん思い出せます。いつも自分に言い聞かせてるんです。

大人になるに従って親や先生の気持ちが分かってくる。だけど

本当に忘れちゃいけないのは、自分が子供だった頃の気持ち。

分かってるのに、いつのまにか薄れていってしまったものを

バッテリーを読んでる間は取り戻せる気がします。

バッテリー 2 (角川文庫)
あさの あつこ
税込価格 : \580 (本体 : \552)
サイズ : 文庫 / 350p
ISBN : 4-04-372102-1
発行年月 : 2004.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

あの当時、少女だった私にも、私なりの理論があって、それに従い

私らしく(プライド高い女王様、ちょっと間違うと、女番長)生きていた。

けれど、そうか……あの年代の少年たちは、こんなことを考えて

闘っていたんだなぁと……15年以上たって、ようやく気がつきました。


確かに「髪を切ったって、球は速くならない」じゃあ、なんで髪を

切らなきゃいけないんだ?そう考えて当たり前だけど、たいていは

髪を切って何も言われなくなるなら、みんなに迷惑かけなくて

済むなら、髪くらい切ったって球が遅くなるわけじゃないしって

割り切って、抵抗し続けていた男子も、試合前日、当日くらいに

こざっぱりして(かっこよくなって)グランドに現れていた気がします。


巧はその全てを譲れない。譲ってしまったら、自分の中の何かが

壊れるような気がして、絶対引くことは出来ない。この情熱は……。

1巻を読んだ時「ultra soul/B'z」が頭の中流れていたのですが

今回は、尾崎豊でした。絶対譲れない。このラインを譲らないと

学校が許さないなら、学校に許されなくていい。辞めたっていい。

卒業間近に、学校を辞めてしまった彼の気持ちが少し見えました。

髪を切らないと試合に出られないなら、試合には出なくていい。

だけど、野球も自分も絶対譲れない。親にも先生にも、誰にも。


自分を信じてる。その強さが、誰かを傷つけるかもしれない。

だけど、謝れない。守って欲しいとは思ってない。

だけど、ついてきて欲しい。絶対、マウンドを譲らないから。


◎あさのあつこ読書ログ◎

バッテリー:1巻、2巻

No.6:1巻

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ポイント連鎖

今年のサラリーマン川柳の中に「ポイント欲しさに無駄遣い」

みたいな川柳がありましたが、これにはサラリーマンではなく

OLと主婦が、どれほど打ちのめされたことでしょう(笑)

それでも、やっぱり止まらないポイント連鎖購入~☆

3月に、思い切って、ようやく、電子ピアノを購入しました。

このとき、実はずっとチェックしていた価格.comの

ストアではなくヤフー!ショッピングから購入しました。

・チェックしていたストア=82,000円

・ヤフー!ショッピング=85,800円

これだけだと、4,000円近く、損する計算になるんですが

この日、午前中だけでしたが、ポイント10倍だったんです☆

税抜き価格に対する10倍だとしても、8000ポイント戻ってくる。

暗算で単純計算しても(85,800-8000=77,800円)と、もともと

チェックしていたストアより4,000円、お得になるっ!!と

もう一度、しっかり計算して、がっちりポイントの注意事項を

読んで、購入しました。この時の、ポイントが本日、ようやく

ポイント通帳に入りまして、本日ポイント5倍を利用して、即

「のだめカンタービレDVD-BOX」を予約☆定価だと23,000円

くらいですが、ヤフーの最安値が17,700円くらい、ポイント使って

10,000円くらいになっちゃいました~。嬉しい+ポイント連鎖♪

今回のポイントは7月に振り替え、600ポイントくらいかな(笑)

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ホタルノヒカリ(8)おまけ

つっこむところ、すっかり忘れてました。嬉しかったです。

「ホタルノヒカリ」が「NANA」とか「ご近所」世代じゃなくて

「天ない」世代なんだと分かって♪私もマミリン派でした(笑)

口には出さないけど、どこいったって観覧車を見るたびに

マーブルチョコを思い出します。この感覚が、時間を越えて

またマンガの中で再現されることになるとは思ってなかった。

マンガの影響力ってすごいな~って。当時の「りぼん」には

他にも「ママレード・ボーイ」とか「星の瞳のシルエット」や

もう少し遡ると「ときめきトゥナイト」「お父さんは心配性」など

おもしろいマンガばかりで……たぶん380円くらいだった。

お得だったなぁ。ちなみに「なかよし」でも、私の大好きだった

「Theチェリープロジェクト」とか「アマリリス」など、良作ばっかで

……この辺語らせ始めると、干物女通り越して、マンガ夜話に

なるので、やめておきます……。止まらない(笑)

ホタルノヒカリ感想ログ->1・2巻3巻4巻5巻

                 6巻7巻8巻、8巻(おまけ)

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ブレイブ・ストーリー(其の参)

感想ログ(其の壱其の弐


運命の女神に願いを託したワタルは、旅の仲間にお礼もお別れも

言う間もなく、ビジョンから現実世界に戻っていく。生きる世界に。

お母さんを支え、生活を変えて、友達と学校に行くと、妹と一緒の

転校生ミツルがいる……、というエンディングでした。


このラスト10分も無い部分ですが、ものすごーい、運命の皮肉

だらけでして。私が思い当たっただけで、2箇所。痛烈でした。

まず、ミーナ。お父さんの声が聞こえた気がして飛び出してみたら

別人で、自分の子供(ミーナ)を探している声だった……。助かって

良かったんですが、この先は全く描かれてないんですが、この

お父さんが、本当にミーナのお父さんだったら……、痛烈です。

ワタルの両親どころの話じゃありません。お父さんには既に他に

家族がいて、自分の娘に、また同じ名前を付けていたことになる。

皮肉すぎる!!--ので、別人だったということにしておきたい。


もう一つは、たぶん、これは、描かれてないけど、私の想像通りと

いうか、私の想像以上に痛烈だと思います、ミツルのことです。

再会したミツルは、ビジョンでの旅を覚えています。運命の女神は

ミツルの願いを叶え、ミツルの妹は生きています。これだけでは

「なんか不公平~?」って思ってしまうところもあるんですが……

そもそも、ミツルの願いは何だったんでしょう?もし妹・アヤだけを

死なせないことだけが願いだったのなら……、ビジョンで滅びた

ミツルは7歳の誕生日、両親が殺人→無理心中をした日から

妹と二人でやり直して、ようやくワタルの小学校に辿り着いたことに

なる……。もう一度、苦しかった日々をやり直したことになるんです。

それは、ビジョンで旅することより、死ぬことより辛いことだと思う。


ミツルの両親の運命が変わってないと、私が思ったのは、例え

運命が変わっても、人が変わってなければ、ミツルの両親は

きっと同じことを繰り返すと思ったから。例えば、ワタルが女神に

「家族を元通りに」と願っていたとしても、お父さんはまたいつか

出ていくと思うんです。お母さんも変わらず、ただ優しいだけの

怠惰な状態だったと思うのです。何よりワタルが「辛いことが

あったら、また運命を変えればいいんだ」という甘ちゃんだったと

思うのです。それでは、この物語の、冒険の意味が無い。

それは、ミツルも最初から分かっていて、あの両親と一緒では

同じことになる。でも、何も罪のない妹まで連れて行くことは

許さない。必ず自分が守る、という強い思いがあったからこそ

ビジョンを傷つけても、自分を殺しても、叶えたかった願いのはず。


だからラストシーン、ワタルの前に、現れたミツルは、ビジョンに

いたミツルより、もっとずっと4年分大人の状態だと思います……。

私の勝手な想像なんですが、たぶん、これ以下ではないです。


最後に……、松たか子さん。すごかったですね。普通、女優さんが

声優さんをやっても、なんか違和感があるんですが、皆無。

このまま、普通にアニメの主役が出来ると思います。すごかった。

大泉さんも、ウェンツくんも、すごくよかったですね、

素晴らしいキャスティングだったと思います。

音楽も、映像も、ものすごく良かった。映画館で観たかったなぁ。

小説と映画は別もので、訴えてることが、ちょこっとずれてます。

小説を読んでない人は、小説を読んで、また映画を見るといいです。

映画を見てない人は、ぜひ別物だと割り切って、見てみて下さい。

私も、もう一回、小説を読んで、今度はレンタルでノーカット版を

ちゃんとじっくり、できるだけ大きい画面で見たいと思います♪

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ブレイブ・ストーリー(其の弐)

感想ログ(其の壱


ビジョンに現れたお父さんの影は、真実の姿だと思います。

「家族の為に、身を粉にして働いても、誰も感謝してくれない。

それどころか、次はあれ、今度はこれと、欲しい物ばかり言う」

ワタルのお父さんだけじゃない。たくさんのお父さんが心に

抱えてる気持ちだと思います。だけど、その一方で家族の為に

家族が喜ぶ顔が見られるなら頑張ろう、頑張れるという気持ちが

あるから、バランスが取れているんですが、ワタルのお父さんには

それがいつしか無くなってしまって……他の女性のところにいって

しまったんですね。だから、彼女をもっと幸せにする為には、今の

家族と一緒ではいられない。頑張れない。そう思ってしまった。


ワタルは自分の中にある憎しみと、ミツルが宝玉を集めるために

ビジョンを焼き払ったり、人々と傷つけたりする様子を見て、悩み

始める。「運命を変えたいけれど、その為にビジョンを壊しても

いいんだろうか……」ミツルの思いは別で「運命を変える為なら

この世界がどうなってもいい」それほどの強い思い。どうやっても

欲しい未来、消し去りたい過去を抱えている。ミツルは自分の

憎しみはもちろん、良心さえも、自分から切り捨ててしまった。


敵国の侵入を遮ろうと飛び込んだ帝国で、彼らはミツルが帝国も

壊して、その宝玉を奪い取ろうとする姿を目撃する。

「ビジョンのことは任せて、自分の為に行け」というカッツたちに

押されて、ワタルは塔を登り、自分と向き合う。憎しみも矛盾も

全部、自分のホントの思いだ。何が正しいとか、間違いじゃなくて

全部受け止めて、それから選択しなくちゃいけない。選ぶのは自分。

切り捨てるんじゃない、全部抱えて、悩んで迷って、決めるんだ。


10代の少年少女には映画的につまんなくて、見応えが無くて

わけわかんないシーンだったかもしれませんが、このシーンが

この映画で一番大事なところだったんです。受け止めて、選ぶ。

自分の中から、自分の負の感情をはじき出したところで、それは

いずれ自分に戻る。ミツルの場合は、自分で自分を殺してしまう。

現実では、そう極端なことにはならないのですが、いえ、現実の

方が厳しいですね。自分を偽ることで、そこにい続ける自分を

殺してしまうのだから、生きてるけど、自分を殺した状態。たぶん

そういうのが、多重人格障害とかの、発端なんじゃないでしょうか。


自分を受け入れたワタルは、塔の上で、自分を導き続けたくれた

声の少女に問われる。「あなたがビジョンの新しい神になれば

家族も取り戻して、ビジョンも救って、ミツルも救うことができる」

……ここまでくると、悪魔との取引にしか聞こえませんが……

真っ直ぐなワタルは少女を疑うことじゃなくて、自分の中の選択で

真実の剣で、老婆(魔女?)をうち破る。ワタルの願いは家族を

取り戻すこととか、目の前で亡くした友達を生き返らせることとか

ビジョンを平和にすることとか、元通りにすることじゃなくて、今

ビジョンを食い荒らしてる魔物を消し去ること……。先の未来は

ワタルじゃなくてビジョンの人たちが決めることだから……。


->>感想ログ(其の参

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ブレイブ・ストーリー(其の壱)

宮部さんの小説とは全く別物と思って見て、よかったと思います。

序盤の、お父さんが出ていって、お母さんが救急車で運ばれて

そこから、もう泣きながらみてました。物語として、こういう風に

不運(不幸)を重ねて「運命を変える!」という流れは、仕方ない

のですが、それが11歳の普通の男の子の身の上に起きたら……。

お父さんが出ていっただけで、心が張り裂けそうなのに、心の

よりどころのお母さんが病院に運ばれたら……。当たり前に

「ここから逃げたい」「これは現実じゃない」と、思いたくなります。

どうなんでしょう。たいていの人は経験あるんじゃないかと思うの

ですが、幸運にも今までの人生、救急車や緊急治療室に自分が

お世話になったり、お世話になる身内・友達を見送ったことがない

人もいるかもしれません。もの凄く、不安で、絶対大丈夫なんて

ことは絶対なくて、そこにいることから逃げ出したくなる。


そこでワタルは、ミツルの話を思い出し、扉の前に立つ。

ワタルはたまたま、キキーマという、いい人(トカゲ?)に出会い

ビジョンの中を旅することになるんだけど、挿入歌が流れてる

間も私は泣きそうになりました。見知らぬ世界、いつ終わるか

分からない旅、不安で恐くて、長くいたいなんて絶対思えない。

その一方で、楽しければ楽しいほど、この世界にいたくなってしまう

という矛盾。自分の中で相反する感情。楽しさー辛さ、幸運ー不運。


勝手なことを言う父親に鏡の中の自分は剣を向ける。

これはお父さんじゃないと、消してしまいたいという思い。

父への憎しみ。自分の中の憎しみを鏡に見て恐怖する。


小説でも映画でも、お父さんのことには深く触れないのだけど

おそらく、彼には、もうずっと前から、もう一つ家があるんです。

もしかしたら子供もいるのかもしれません。彼にとっても今の

家は「逃げ出したい現実」だったのだと思います。何が悪かった。

誰が悪かった。そういうことじゃなくて、悪いことを探すのなら

みんな悪かった。でも傷ついて、知ることが出来たら、次に

進まなくちゃいけない……。その為のスタートなんだけど……

まぁどっから見ても、コミュニケーション不足過ぎる家族です。

もうちょっと、ケンカとかもあった方が良かったんでしょうに。


->>感想ログ(其の弐其の参

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リーズのアトリエ@レポ1

ようやく1週クリアしました……。携帯ゲーム機の処理能力を

考えれば、限界なのかもしれませんが……。だとしたらPS2の

アトリエシステムを移植じゃなくて、DSのアトリエシステムを

構築しなきゃいけなかったんじゃないでしょうか、重すぎです。

システムが重い為に、ストーリーも肝心の錬金術やアイテムも

宙ぶらりんで、かわいいキャラも、素敵なボイスも勿体ない。

それから……無料のオンラインゲームみたいな、っていうか

今時、無料のオンラインゲームにも出てこないような、安っぽい

敵キャラは、ゲームの質を一気に落としてくれたように感じます。

3年で8億返済は無理。必然的に、お金を持って再プレイを

繰り返すことになるんですが、これでは2周目以降やる気に

ならないと思う。オンライン(アイテム交換など)を切り捨てて

もっとシステムを充実して欲しかった。こんな質の悪いゲームを

売れば売るほど、メーカーの名をおとしめるだけだと思います。

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ピアノ譜♪D

ありがたい世の中で、けっこうな数のピアノ譜が

無料でDLできます。その昔、学校で貰ったコピーした

楽譜は、どうやって使っていたんだっけ?と悩みました。

簡単なのはクリアファイルに入れてしまうことなんですが

それでは、書き込みをいれることができない……。

コピー紙をただ閉じただけではペラペラで使えない。

厚紙に張りつけたのでは、かさばって仕方ない。

1曲を、何十回、何百回と歌っていたあの頃。ペラペラの

コピー紙だったけど、書き込みだらけの楽譜を、ずっと

何年だって使っていたように思います。どうやったんだ?

ボロボロだったから、発表会やコンクールでは、譜面台に

キレイな紙とか張りつけて隠していたことだけは覚えてます。

◎ピアノ譜が無料でDLできるサイト◎

日本語→ピアノスコアSTAGE”ぴあちぇーれ”

      DL→印刷には「KAWAIスコアプレーヤ(無料)」が必要です。

      サイトの案内をよく読んで、インストールしてからDLして下さい。

日本語→Piano1001

      DL→印刷には「AdobeAcrobatReader(無料)」が必要です。

      たぶん、たいていの方はインストール済だと思われます。

日本語→d-score童謡、唱歌、クラシックの楽譜ダウンロード

      DL→印刷には「ScoreGrapherAlive(有料)」が必要です。

      ソフトは有料ですが、DLできる曲数はスゴイです♪

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ゴールデン・ウィーク

4/29と、本日5/2以外、仕事です。……ちょっと考えてみた。

そもそも働き過ぎの日本人に、ゆっくり休めという国民の休日。

ここでお休みするのは、公務員と大企業。お金のある人たち。

余裕のある人たちが休みということは、商業界は稼ぎ時です。

裕福な方々を満足させるべく、やはり同じくらいの人たちが

働かなくてはいけません。これって、ホントに国民の休日?

言い換えると、公務員や大企業が休みでも世の中回るけど

アルバイトやパートが休むと、日本って稼働しないんじゃない?

変な国。

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