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喪の女王(6)流血女神伝

いきなりネタバレです。

まさか、タイアスの化身、現ルトヴィア皇帝ドミトリアスが

ザカリア女神と契約→復活するとは想像してませんでした。

さすが、須賀しのぶさんです。思いっきり読者の先読みを

上回ってくれます。果たして、ドミトリアスが女神に差し出した

代償はなんなんでしょうね。ミュカの代償も何だったのか。

色んなことが初歩に戻ってきたかもしれません。

クライマックスの舞台もルトヴィアに戻っていくでしょう。

喪の女王 6 (コバルト文庫 流血女神伝)
須賀 しのぶ
税込価格 : \560 (本体 : \533)
出版 : 集英社
サイズ : 文庫 / 294p
ISBN : 4-08-601012-7
発行年月 : 2007.5
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

ラクリゼ姉さんも復活です。もう以前のように戦える力は

無いけれど、彼女自身が望んでセーディラの元に現れる。

エドが歌って、喋って、あやして、ちょっと人っぽいです(笑)

そう自分が子供に触れて、初めて育ての親の立場で考える。

苦手だった。どうして「英雄の子」として呼んでくれないのか。

肩書きなんか要らない。ただ「私の子」と呼んで欲しかった。

それもこれも、ただ自分を守りたい一心だった。強い心身を

持ち、その身一つで生きていく力を付けさせたい思いだった。


子供の頃、恐かったこと、悲しかったこと、残念だったこと。

シコリになって、ひっかかって、何かの拍子に出てきては

つまづいて、思い返して、憎んで……。でも、何かきっかけが

あって、気が付くことが出来たとき、エドの言うとおり、自分が

そんなことを言える立場か権利があるか、分からないけど

「赦す」ことができる。つっかえていたものを飲み込んで

その苦悩も全て糧にできる。流血女神伝を読んでると、自然と

自分と向き合ったり、事実から目を背けた自分に気づいたり

宗教は良く分からないけど、精神について考えます。そして

気が付いた分、考えた分、自分はまだ甘いのだと思い知る。


ドーンが復活した今、グラーシカ、サラ、ミュカ、カリエ、その他

たくさんの外野の皆様の思い、行動は大きく変わってきます。

ドミトリアス自身もおそらく変わっていくでしょう。残り2冊(?)

もの凄く、激しいクライマックスになりそうですね。期待します。


◎須賀しのぶ作品感想ログ

流血女神伝->喪の女王(1、、6)

ブラック・ベルベット->緋の眼(読中ログネタバレ

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