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青嵐にゆれる月草(彩雲国物語)

練りに練った、最新刊って感じでしょうか。

今回もたくさんの人の過去・現在・未来がうずまいてます。

過去は変えられない。未来をより良くするために、現在何ができるか。

立場とか、建前とか、そんなものは二の次にして、ホントに

自分が手に入れたいものは、手放したくないものは、何か。

譲れないものは、何か。

彩雲国物語 (角川ビーンズ文庫)青嵐にゆれる月草
雪乃 紗衣
税込価格 : \500 (本体 : \476)
出版 : 角川書店
サイズ : 文庫 / 253p
ISBN : 4-04-449913-6
発行年月 : 2007.4
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

読んでる間、ずっと自問自答し、このキャラが譲れないものは

それぞれなんだろう……と、ずっと考えながら読んでました。

藍家の方々は、ほとんどこぞって「藍家」を譲れない。

シュウエイも、迷いに迷って、悩んで、王や今まで一緒に苦難を

乗り越えてきた人たち、大将軍たちは大好きだけど、選択する。

「自分は結局、藍家を捨てられない。何か起こってから

王の側を離れるのでは、遅いかもしれない。家のためにも

大事な王のためにも、決めたのなら、もう早い方がいい」

これはシュウエイの覚悟なので、これはこれでいいんです。

だけど、何人かの人が、コソコソと口にする「最善の一手」を

王はみつけ、藍州へ……。先ず、シュウエイを取り戻すこと。

そして、各地に現れる「死んだはずの強者」を何とかすること。

最後に、劉輝なら、どさくさにまぎれて十三姫のことも

何とかしてしまうと思います。手が出せるか分からないのは

珠翠やヒョウ家周りの部分です。目的が読めない……。

ああ、そうか……。この死んだはずの強者たちを束ねてる

そのもっと後ろに、ヒョウ家がいる可能性があるんだねぇ。


秀麗は、皇毅の元、清雅と蘇芳と、勤勉に励んでいますが

……どうも、身体がおかしい様子。これは、そう近くはないかも

しれないけど、何か起こるでしょうね。あ、それが、もしかしたら

薔薇姫の残した予言かもしれませんね。伏線、たんまりで

どれがどう繋がるか、ものすごい絡まってきましたが

ライトノベルの王道をいく彩雲国物語ですから、きっと絶対

大円満・ハッピーエンドが待ってるはずなのです。いやでも

しかし、大円満になる為に、もっと苦難とか続くだろうし

読者としては、もっとずっと物語を読んでいたので、何より

大事なのは、作者さんの健康!続きを読むために、私も

健康で元気に長く生きること、終わりを読むまで、死ぬもんか。


◎彩雲国物語、感想ログ

心は藍よりも深く(2005.10.04)、光降る碧の大地(2006.01.30)

藍より出でて青(2006.04.02)、紅梅は夜に香る(2006.08.30)

緑風は刃のごとく(2006.09.30)、深き眠りの水底で(2007.02.07)

青嵐にゆれる月草(2007.04.01)

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