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フルーツ・バスケット(23)最終巻

このコミックに出逢った時、ものすごく癒されて、泣かされて、感動して

教わって、この物語の人たちが大好きで、ずっと未来まで読みたくて

本当に、心から愛した物語だと言えます。

フルーツバスケット 23 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
税込価格 : \410 (本体 : \390)
出版 : 白泉社
ISBN : 4-592-18403-3
発行年月 : 2007.3
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

お母さんみたいに優しくて、強くて、暖かくて、そのくせ夾の前では

メロメロに可愛くていとおしい、本田透くん。私のハンドルネームも

その昔「tohru_f」でした。彼女に憧れて、あんな風になりたくて

でもなれないことも分かっていて、でも羨ましくて……。私の中に

いるのは透ではなくて、アキトだと、ホントはずっと分かっていて

でも認めたくなくて、子供でした。私は私でいいのに、アキトでも

透でなくていいのに、そんなことにも気が付けなくて、ただ自分から

逃げたかったのだと、今なら分かります。それが自殺ということ。


色んなことを教わったのですが、本当に「大事なものを譲らない」と

いうことは、透から23巻かけて切々と教わったように思います。

それ以外のものなら、多少自分にしっぺ返しが戻ってこようとも

譲ったって構わない。多少面倒でも、ちょっと大変でも、それでいいと

自分で決めたのなら、そこはもう納得してグチにせず、弱音も吐かず

やりぬく。でも、絶対譲れない物だけは、どんなにみっともなくても

例え誰かを傷つけても、絶対自分を譲ってはいけない。それが価値観。

それが個人個人違うのは当たり前のこと。自分の価値観を

大事にして貰いたいなら、相手の価値観も尊重しなくてはいけない。

それが、甘えじゃない思いやり。

透と夾は、そんな風に相手を思いやって生きていくことでしょう。

お母さんの最後の言葉は読者にだけ届いて、透や夾には届かない。

「許さない」不安で、恐くて、でも絶対違うと信じる強さ。

大事に大事に生き抜いて、そしていつか天に召されるとき……

きっとお母さんとお父さんが迎えに来てくれることでしょう。

ラストシーン。あの子が歌ってる歌は「Forフルーツバスケット」

だと私は感じました。このラストを読めないまま、旅立ってしまった

岡崎律子さんや、この物語が大好きで、でも読めないまま亡くなって

しまった、たくさんの人に、私が今生を旅立つとき、この記憶を大事に

持っていきたいと思います。

この最終話から始まる、それぞれのたくさんの物語を全部

読みたい気もするんですが……、あちこちラブラブな様子が

目に見えるようなので、ラブラブでない方面を読みたいです。

猪突猛進娘のOL姿とか、可憐な女子大生(八百屋の娘)とか。


あ、もう一つ、書きたいこと思い出しました。この物語の最初の

きっかけの部分とも言える、透のお母さんの事故のことです。

コマキのお父さんは、猫を助ける為に飛び出した今日子さんを

おそらく避けようとして、何かにぶつかって命を落としたんです。

つまりは……たかだか猫を助けるために飛び出した人を

よけそこなって、大切なお父さんを失ったコマキの哀しみは

その物語は、壮絶なものだったんじゃないでしょうか。カケルが

そのことを考えるどころか覚えてもいなかった透を恨むのは

当然のことで、でも、お母さんを失って、天涯孤独になった透の

実状を知って、ようやく誤解がとけていく。あの辺は今読み返せば

もっとずっと重く感じられるかもしれません。それぞれに突然

降ってきた大事な人との別れ。いつか絶対くる死という別れだけど

事故とか災害とか、突然の病気とか……私たちは明日死ぬかも

しれないのだということ。それを考えて悔いの残らない生き方を

選んでいかなくてはいけませんね。大それたことは無くていい。

お金だって無くていい。この身と心が納得できる道を歩みたいです。


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コメント

フルバσ(゚ェ゚藁)も読みましたぁ。全巻ずっと集めて読んでたから。

透は、自分に、思う事も、行動も重なって共感できたから

ずっと読んで来れたと思うんだぁ。

一つ一つの言葉にもぃつも読む度に号泣してました。

最後はぉじぃちゃん、ぉばぁちゃnってとこがショックで

返って切なくて・・・wまぁ、幸せって事でぃぃnですけどねw

投稿: 藁 | 2007年3月27日 (火) 05時47分

藁ちゃん、コメントありがとう。
おじいちゃん&おばあちゃんのラストシーンの
受け取り方は読む側の年齢の差かもしれません。
私は、もうすぐ30のOLなので、同じく
30くらいのパパママの夾&透の姿を見ても
あんまり未来を感じないのですが、
ジジババの夾&透の穏やかな姿は
「一緒に、幸せに、年を重ねていったんだな」と
幸せな未来を想像することが出来ました。

あの夾そっくりな息子のお嫁さんは、私の
勝手な想像だと、ユキ&マチの娘なんですが
どうかな。最初は、師範&花ちゃんの娘かなとも
思ったんですが、それにしては毒がないし
クレノ&魚ちゃんの娘だと、もっと派手かなぁと。
そんな感じに、勝手に妄想して、楽しんでます♪

投稿: 菜ノ花 | 2007年3月28日 (水) 09時57分

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