« 喪の女王(5)流血女神伝 | トップページ | 蟲師(2) »

時計館の殺人(ネタバレ)

VIVA!ブ厚いミステリー!だから大長編ミステリーはやめられない!

おもしろかった、裏切りませんね、信じていたけど、満足、満腹です。

ありがとう、綾辻さん♪

以下、ネタバレです。未読の方は、読まないことをオススメ致します。

時計館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人
税込価格 : \900 (本体 : \857)
出版 : 講談社
サイズ : 文庫 / 625p
ISBN : 4-06-185706-1
発行年月 : 1995.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

旧館内全部ですか……、それも悪意があったものではなくて

最初から娘のことを思うが故に、そうでなくてはならなかった。

館も高額そうですが、おそらく関わった全ての人たちに

かなり報酬が出されていたんでしょうね。好意だけでは出来ない。

旧館部分を読んでるとき、なんか時間が進むのが速いな~と

思ってはいたんです。異質な空間に置かれたとき、そこから早く

出たい時は、時間は遅く感じられるんじゃないかと思うのです。

読者がそう感じられるように、作家さんも努めて書くと思うのです。

それが、なんか早い。普通これだけの動作で、こんなに時間が

どんどん過ぎるだろうか、作家さんはそういうこと検証しながら

書くはずなのに、なんでこんなに違和感があるんだろう……と。

そりゃそうですよね~。カップ麺2分半で食べてるんだもん。

美味しくないはずだね。綾辻さんも食べてみたんでしょうね(笑)

謎解きにはふれません。ふれる必要がないほど、鹿谷さんが

名探偵らしく100ページくらいかけて全部明かしてくれてます。

この辺を焦らずじわじわやってくれるあたり、ホント嬉しい。

読者にちょこっとずつヒントを出して、想像を引っ張り出す。

手法がうまくて、読んでてとってもドキドキしました♪

ただ、小説の中で起こった、数々の事故、事件を思うと……

そこに想いを馳せ始めると、たくさんの想いが絡まってしまう。

何か、どこか、救済は無かったのだろうか……。やはり、館。

この時計館こそが、全ての始まりだった。いえ、そうじゃない。

悲運にも、不治の病に冒されてしまった、少女と、本物の力を

持った、ウソが言えない占い師、そして財力を持った父親。

運命が引き寄せた縁、巡り合わせだった。仕方なかった。

その上で、子供が掘った穴。何気ない子供同士の会話。

穴に落ちてしまった少女。悪意ではなく助けなかった少年。

10年経って戻ってきてしまった青年たち。偶然が重なって

鐘が鳴る、その時に居合わせた。ここまでの館シリーズは

映像化難しいかなぁと思っていたのですが、この時計館は

ぜひCG駆使して実写で豪華に豪快に録って欲しい

見てみたい気がしますね~。あ、でも生々しくなくてOKです。

次は、黒猫館いきます。暗黒館まで、もう少しっ!!


◎綾辻行人作品読書ログ

->十角館(読中ログ1読中ログ2ネタバレ

->水車館(読中ログネタバレ

->迷路館(読中ログネタバレ

->人形館(読中ログネタバレ

->時計館(読中ログ1読中ログ2、ネタバレ)

|

« 喪の女王(5)流血女神伝 | トップページ | 蟲師(2) »

半身浴で読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136751/13748513

この記事へのトラックバック一覧です: 時計館の殺人(ネタバレ):

« 喪の女王(5)流血女神伝 | トップページ | 蟲師(2) »