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水10※ハケンの品格(1)

ドラマはそう見ない方なのですが「のだめ」「僕の歩く道」に続いて

今期は「ハケンの品格」「演歌の女王」という2本に注目してます。


正社員として雇って貰ったのに、会社は経営破綻して

未来や希望を若い時に奪われた、低年齢層の絶望は

経験したことの無い人には計り知れないだろうと思います。

もちろん、どんな立場の人でも、突然職を奪われたら

それは大変なことで、それぞれの苦難や思いがあります。

このドラマは、その様々な視点から、現代日本を描いた

現代社会の実状ドラマになるだろうと、思っています。


有名大学を出て、商社に入り、出世街道まっしぐら路線に

乗ったエリートたち。彼らは彼らで、同じ商社の中で

リストラや年俸の格差があることを、とても嘆いている。

正社員あるいは契約社員として入社できた女性たちも

三十過ぎると、若くて可愛い派遣が小憎たらしく見えてくる。

エリート路線には乗れなかったものの、肩書きはなくとも

リストラをまぬがれた定年間際ベテラン族の考えは

終身雇用制にとらわれていて、思いやりを履き違えている。

日本という社会、会社という組織、同僚・先輩に裏切られた

働き盛りの春子が信じるのは「自分のスキルと実力と自信」。

彼女はたぶん、たくさん絶望して、たくさん憎んだだろうけど

今は自分を信じて、自分の好きなように生きてるから

誰も恨んでないし、誰かに頼ろうという気持ちも無い。

そんな彼女が、もしまた誰かを信頼できるとしたら

どんな人なんだろうと、自分を重ねて見てしまいました。


でも、あの会社のあのセクションの人間は「甘い」ですね。

私から見ても、あの派遣は大泉さんの言うとおり「即クビ」です。

仕事を家に持ち帰るなんて、今のご時世、言語道断。

派遣の品格の前に、ワード・エクセル・パワーポイントの前に

社会の常識が必要。っていうか、派遣だろうと社則を読ませて

遵守する旨サインして貰う必要があるんじゃないでしょうか。


春子の好きなように生きるために、スキルを身につけて

我が道のみを行くスタイルが良い、というドラマではないはず。

春子は春子の生きたいように生きる力を身につけただけ。

だから、あなたが生きたいように生きる為に何が必要なのか

あなた自身が模索しなさい、と訴えているドラマだと思います。

商社に入ってエリート街道に出たい人。

お金は稼げなくても、人の為に生きたい人。

政治家あるいは官僚になり、今の社会を変えたい人。

格差社会、不況経済と社会や政府を意味無く嘆くよりも

自分のしたいこと、その為に必要なものを掴み取る努力。

予測出来ない将来の不安より、努力のよって掴める夢。

そっちの方が、生きる支えになるんじゃないかなって。

日本がどうなろうといい、社会がどうなろうといいという意味では

ありません。日本の少子化を憂える女性だってたくさん居ます。

可能なら苦労しても3人は産んで育てようと。これも私の夢(笑)

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