テガミバチ(1)
装丁の美しさに誘われて、手にとってみて、その場は一度躊躇って
HPで内容調べてから、やっぱり読んでみようと、買ってみました。
今、日本ならたぶん10秒くらいで、メールが届きます。サーバを
いくつか介しても、数分待てば、手紙、画像を送ることが可能です。
「こころ」が届くかは内容次第ですが、質量を持つ物を届けるには
郵便・宅配が必要になります。郵便は分かりませんが、ペット
ブリーダーさんは空港までペットを連れて行って、相手先まで
空輸してあげることが可能だと聞いたことがあります。もちろん
必ず受取手がいなくてはいけませんが。でも人を送ることは
できないでしょう。そんなことが出来たなら、孤児院は直ぐに
いっぱいになるし、配達中の面倒(管理)も大変だし
そして何より旅行業が成立しなくなりますから(笑)
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テガミバチ 1 (ジャンプコミックス) |
テガミバチ・ゴーシュの請け負った配達物は、母親と生き別れた
子供ラグ。どんな理由があってか分からないけど、ラグは突然
放り出されて、知らない土地に運ばれることになっていた。
読者に、アンバーグラウンドという世界と、テガミバチのことを
紹介する第1話が、1巻の半分くらいを占めています。こころを
使ってうつ銃器。テガミバチの倫理。その中にゴーシュの都合と
ラグの心境が少しずつ織り交ぜられていく……どっちも色々
ありそうだなぁ……と。で、ようやく辿り着いて配達し終わり
村人にせき立てられるように、追い払われ、去っていくゴーシュ。
--で、5年後。……………………こっちが主人公!?
良い意味で騙されて、爽快でした(笑)5年の間にゴーシュが
どうなったか、成長したと言っても12歳の少年が、テガミバチに
なるために、旅立ちを決意し、歩き始める覚悟。その先には
テガミバチとしての最高の地位と、そして首都にいると思われる
母親のこともあることでしょう。またラグ本人が全く自覚のない
自分自身の謎。真実に辿り着くまで、これから長い旅が始まる。
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