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FAIRY TAIL(2)

もしかしたら、辿り着くところが見えたかもしれない。もちろん

それは何かの為の過程であって、ゴールではないんだろうけど

ルーシィは、既存の魔法じゃなくて、オリジナルの魔法とか

ゲートをつくれるようになるんじゃないでしょうか、もしかして。

小説を書く、物語を紡ぐことは、とても将来性を感じさせます。

でも、もちろん、その為にナツと冒険して経験を積んで

その為のギルドというか……。だから、もしかしてホントの

主人公はルーシィかもしれないなぁ……なんて。私の期待。

FAIRY TAIL 2 (講談社コミックス少年マガジン)
真島 ヒロ
税込価格 : \420 (本体 : \400)
出版 : 講談社
ISBN : 4-06-363782-4
発行年月 : 2007.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

マンガ家さんって、自分で物語を作って、ネームを書いて

原稿書いて、仕上げして、ものすごい労力なんですよね。

週刊誌作家は、それを1週間の中で全部やってるんです。

お金が貯まっても使う暇が無いほど、寝るか仕事するか。

でも、彼らはその道を自分で選んで覚悟をした、だから逃げない。

その精神力の強さが、ものすごく眩しくて、私もやってみようかと

思わせてくれます。私には画力は無いけど、描きたい世界や

物語はたくさんある。たくさん、夢があるってことかもしれません。

幸せですね。その幸せの為に苦悩する覚悟、それが眩しいもの。

そして、もし、私の覚悟の結晶である作品で、誰かが同じように

思い立ってくれたら、それはその人の夢であり、世界を変える

というものすごいことじゃないかと……妄想するわけです(大笑)

コミックとだいぶ離れた話になってしまいました。でも、中身は

私がどうこう言うより、読んで見て、見つけて楽しんで下さいな。

何かが劇的に動いてるわけじゃないけど、真島さんのマンガには

たくさん遊び心がかくれてます。物語の鍵もいっぱい溢れてます♪


◎FAIRY TAIL感想ログ→1巻、2巻

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時計館の殺人(読中ログ2)

現在地点440ページ。2/3ってところでしょうか。

そろそろこの辺から、止められないエンジンがかかりそうです。

最初から登場人物のリストを疑って読んでいたのですが、早々に

同一だと明かされてしまいまして、きっとこの辺に気をそがれている

うちに、綾辻さんの仕掛けを何か読み落とししてるんだろうなぁ、と。

登場人物で気になるのは、もう1点ありまして、あまりに故人が

多い。だから、誰か1人くらい事実を曲げられていても「呪い」の

うちにしてしまい、深く考えないんじゃ無いんだろうか……と。

だとすると遺体がなかった、永遠の婚約者があやしい。でも

でもいくらボケてても、父親が健在なのに、息子の生死に関して

「呪い」なんかで片づけてしまったとは思えない。だとすると

このボケの馬淵さんもあやしい。そう物語中「ちょっとおかしい」と

言われてる、美琴、占いのおじいさん、由季弥、馬淵老などが

もし正気であるなら、何か繋がる気がします。逆も考えました。

まともな伊波さんが計画を立てた、単独完全犯罪だろうかと。

その場合も美琴は共犯として、利用されていることになりますが。

でも、それだと……アリバイ作りの意図以外に、鹿谷(島田)を

わざわざ呼びつけて置いて、留まらせる真意が掴めない……。

あぁ~、みんなあやしく思えてくるなぁ。十角館の××と×x×

みたいに、誰かが共通してるのかもとも思ったけど、それも違う。

いずれ、涼太が新館にいるのだから、何か起こるでしょう。

そういえば、二人を足止めしたのは、使用人のおじさん。


◎綾辻行人作品読書ログ

->十角館(読中ログ1読中ログ2ネタバレ

->水車館(読中ログネタバレ

->迷路館(読中ログネタバレ

->人形館(読中ログネタバレ

->時計館(読中ログ1、読中ログ2)

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テガミバチ(1)

装丁の美しさに誘われて、手にとってみて、その場は一度躊躇って

HPで内容調べてから、やっぱり読んでみようと、買ってみました。

今、日本ならたぶん10秒くらいで、メールが届きます。サーバを

いくつか介しても、数分待てば、手紙、画像を送ることが可能です。

「こころ」が届くかは内容次第ですが、質量を持つ物を届けるには

郵便・宅配が必要になります。郵便は分かりませんが、ペット

ブリーダーさんは空港までペットを連れて行って、相手先まで

空輸してあげることが可能だと聞いたことがあります。もちろん

必ず受取手がいなくてはいけませんが。でも人を送ることは

できないでしょう。そんなことが出来たなら、孤児院は直ぐに

いっぱいになるし、配達中の面倒(管理)も大変だし

そして何より旅行業が成立しなくなりますから(笑)

テガミバチ 1 (ジャンプコミックス)
浅田 弘幸
税込価格 : \460 (本体 : \438)
出版 : 集英社
ISBN : 4-08-874312-1
発行年月 : 2007.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

テガミバチ・ゴーシュの請け負った配達物は、母親と生き別れた

子供ラグ。どんな理由があってか分からないけど、ラグは突然

放り出されて、知らない土地に運ばれることになっていた。

読者に、アンバーグラウンドという世界と、テガミバチのことを

紹介する第1話が、1巻の半分くらいを占めています。こころを

使ってうつ銃器。テガミバチの倫理。その中にゴーシュの都合と

ラグの心境が少しずつ織り交ぜられていく……どっちも色々

ありそうだなぁ……と。で、ようやく辿り着いて配達し終わり

村人にせき立てられるように、追い払われ、去っていくゴーシュ。

--で、5年後。……………………こっちが主人公!?

良い意味で騙されて、爽快でした(笑)5年の間にゴーシュが

どうなったか、成長したと言っても12歳の少年が、テガミバチに

なるために、旅立ちを決意し、歩き始める覚悟。その先には

テガミバチとしての最高の地位と、そして首都にいると思われる

母親のこともあることでしょう。またラグ本人が全く自覚のない

自分自身の謎。真実に辿り着くまで、これから長い旅が始まる。

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蟲師(1)

ちまたで話題のコミックをまた1冊手に取ってみました。

ヤフー!コミックスで、70ページくらい試し読みができて

ハマってみたいではなくて、読んでみたい世界だなぁと……。

蟲師 1 (アフタヌーンKC)
漆原 友紀
税込価格 : \590 (本体 : \562)
出版 : 講談社
サイズ : B6判 / 218p
ISBN : 4-06-314255-8
発行年月 : 2000.12
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

ギンコさん自身のことが、ほとんど何も語られないまま1巻終了。

たぶん男性で、片目が義眼であることくらいしか、分からなかった

のだけど……、映画化するってことは、彼の関わったエピソード

だけじゃなくて、彼自身のことにも関わってくるでしょうから、2巻

以降で少しずつ語られているのかもしれませんね。

私が幼い頃、見ていたのは全部人だったので、動物や植物

くくりのない世界というのは、世界の見方、物事の考え方を

もっと視野を広くし、集める耳を持ち、惑わされず自分で

判断しなければいけないと再認識させられました。

そう、幼い頃は、全て亡くなった人たちだと思っていたんですが

今思い返すと、そうじゃなくて生き霊みたいな強い想いの塊も

人としてみえていたのかもしれないなぁと思います。--現在は

全然見えませんし、感じません。高校生の頃、人の不思議体験を

聞いて、その時その霊(?)が、一時私にくっついたのが最後です。

高校生の時、既に分かる、感じるだけで、もう見えてなかったです。

この辺の不思議体験というか、体質の話は、思い出したらまた。

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積読本の悲劇

ありそうなことですが、実際に自分がやるとショックですね~。

時々、部屋中に散らばった積読本(既読・未読が混雑)を

さすがにこれでは、新しい本を買っても発掘できなくなると思い

本棚の整理をするわけです。文庫が出たから買い換えようと

いう単行本や新書を古本屋に持っていく紙袋に詰め、手元には

おいておきたいけど、本棚の正面見えるところに飾るまでもない

作品は、空き箱に詰めて後ろの方にストックされるわけですが

……まさか、同じ本があろうとは、しかも思い返しても5年以内に

同じ本を買っていようとは……考えもしなかった。しかも2組。

しかも、どっちも大物作家。宮部さんと綾辻さんですよ……。

そんなバカな。「東京下町殺人慕色」は同じ装丁の文庫が2冊。

「黒猫館の殺人」はノベルが1冊、文庫が1冊。嗚呼、大馬鹿。

買った本は速やかに読んで、しっかりブログに感想を

書いて「私は読んだ」という記憶と記録を残しましょう♪

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土9☆演歌の女王(3)

最後にお約束で、おまけ程度に、ホントに蜘蛛の糸のように

紅白衣装を作るための反物が残りましたけど、NHKホールは

近づく気配どころか、問題ばかりで遠くなる一方のような気がします。

今回の演歌曲は「帰ってこいよ」でしたが、今回もそう力は入って

ませんね。どちらかというと「分かれ道→逃げない」を選んだ後

教室の中で「自分の世界」にハマリ、啖呵を切った時の声が

--宝塚男役時代を思わせるような見事な発声でした……。

ふらふら遊んでばっかりで、わけわかんない言動の男。

ホントに妊娠してんのか?って程ハイヒールの猫かぶり女。

自分の痴呆が気になって、店が心配で仕方ない女将。

学校には行ってないが人生経験たっぷりの少年。

ひまわりを、あっという間に抜き去りそうな弟子の少女。

職場と私生活、二面性を見せる刑事と医者。

一癖、二癖あって当たり前の事務所の皆様。

そして、演歌の不幸の女王ひまわり。

みんながエンディングで口ずさむ平井さんのメロディによって

ものすごーく、ドラマが暖かい物のような錯覚に陥りますが

ものすごーく不幸で不運で、だけど、世の中こんな皮肉が

溢れてるよねって、同情や共感して見てしまうドラマですよね。

そうか、ひまわりみたいに不幸な人がいるのだから、あんたなんて

まだずっと幸せよって、勇気づけてる物語なのかもしれない(笑)

感想ログ->1話2話、3話

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おおきく振りかぶって(7)

アニメ化、ですか…………………………………………

いいんでしょうか。一般的に、お山の対称的、俺様気質が

ふさわしいとされてるピッチャーの座に、レンレンで……。

ストーリー的、精神面的、試合内容的にも、良いマンガだと

心の底から思っていますが、夢見る少年たちの憧れは

イチローとか、松井のようなスター選手じゃないでしょうか。

……そうか、ニシウラのメンバーも、現代の野球少年と同じ

イチローや松井に憧れる、当たり前の普通の野球少年だから

逆に、というか、いっそう共感が得られるのかもしれない。

そして同じような苦悩、病気、怪我、野球に対するイメージも

少し変わるかもしれませんね。個人の能力だけじゃないって。

おおきく振りかぶって Vol.7 (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ
税込価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社
ISBN : 4-06-314437-2
発行年月 : 2007.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

前置き、ちょっと長くなりましたが、このゲームも長いです。

しかも雨。7回過ぎていつ試合がうち切られるか分からない。

野球少年たちって、試合の勝敗だけじゃなくて、こういう不安も

抱えて闘って、受け入れているんだね。その結果をどうやって

受け入れるか、勝っても負けても、どうしたらいいか分からない。

ただ「勝った」でほっとしてもいけない気がするし、「雨のせいで

負けた」と考えてもいけない気がする。そして、その気持ちを

チームで共有する、あるいは話し合う、それは互いの心を

吐露することで、私個人的には最も苦手なことの一つです。

中高野球少年の精神力って……ホントすごいかも……。

もし結婚して子供を授かったら、嫌がらない限りスポーツを

させてあげたいと思います。勉強はしなくていいや(大笑)

朝~夜中まで好きで勉強続けても、好きな道は拓けなかったこと

私が実証してるから、本人がしたいと言わない限り必要なし♪

私の場合は、塾通いも、家での自習も自分からやってたから

誰かを責める筋合いはないんだけど、それでも夢は掴めない。

努力だけでは、どうしようもないことも世の中いっぱいある。

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フルーツバスケット(22)

1巻冒頭(白泉社のHPにてフラッシュ画が見れます)の神様と

十二支の宴会のはじまりの真相というか、内容がようやく

明かされました。--こんな感じで始まったんだよ……と。

呪(のろ)いなんかではなかった、ただ一緒にいたくて、寂しくて

死によって別離することさえ耐えられなくて、全知全能の神は

輪廻という呪(まじな)いをかけたんです。呪詛ではなかった

からこそ、解く為には、当人たちの「別離を受け入れる心」が

絶対必要だった。それがなければ、離れることは出来なかった。

そう一番離れたくなかったのは、一人になりたくなかったのは

ゆき。だけど、ゆきも大事な人に巡り会うことが出来て、乖離を

受け入れる。終わりじゃないことは分かっている。血の契約が

なくなったからこそ、これからもっとずっと内面的な、難しい

だけど当たり前の人と同じ苦悩が、ようやくここから始まる。

フルーツバスケット 22 (花とゆめCOMICS)
高屋 奈月
税込価格 : \410 (本体 : \390)
出版 : 白泉社
ISBN : 4-592-18402-5
発行年月 : 2007.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

今までもずっと内面的な苦悩と闘ってきた、十二支の家族たち。

夾のお父さんなんかは、とくと言って聞かせればよい軽傷の類。

アキトのお母さん、リンの両親、もう亡くなって言葉が聞けない

夾や透のお母さん。最後23巻は、思ってる以上に重い内容に

なるんじゃないでしょうか、そこまでは描かないかなぁ。

本誌では完結しているそうなので、ラスト楽しみに待ちます♪

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水10※ハケンの品格(3)

仕事でも、プライベートでも、ストレートなああいう男は

芯の強い女に弱いよね(笑)「そうかも……」と気づいた

その瞬間から、自分だけで想いを燃え上がらせていく(笑)

でも、ああいう典型的日本国サラリーマンが、もしかしたら

春子の心を動かしていくかもしれない。甘いかな。

いえ、ショウジさんと大前さんの、毒舌皮肉合戦は既に

コミュニケーションの域、名物になりつつあるようですから

意外と、春子が長い目で狙っているのは、言いたいことが

気兼ねなく言えるオフィスなのかもしれないなぁと思います。

日本の会社は「いい人」ばっかり。時々違う人もいるけど

時々だから、その不思議さが異様に目立つんですよね(笑)


「一緒に何かするのが、お友達なわけ?」

今回のみゆきの「くだらない質問」に対する、春子の答え。

例え、1年全く会えなくても、友達は友達。

例え、毎日一緒にランチしても、先輩や上司は仕事仲間。

そのラインを守らなければ、何かが壊れるかもしれない。

その壊れる何かこそ、春子たち派遣にとっては命綱……?


感想ログ->1話2話、3話

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夏期限定トロピカルパフェ事件

今回は、なんだか、私のアンテナが小佐内さんに合っていたみたいで

ほとんど騙されずに、ついていくことができました。序章のお祭で

小佐内さんが、見られたくなくて、でも確かめておきたかったのは

昔関わった不良グループの存在や、そのメンバー。この祭りの前に

さなえからSOSが来ていたのか、この祭りがきっかけだったのかは

分からないけど、この辺から、小佐内ゆきの作戦は始まってました。

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
米沢 穂信
税込価格 : \600 (本体 : \571)
出版 : 東京創元社
サイズ : 文庫 / 246p
ISBN : 4-488-45102-0
発行年月 : 2006.4
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

逐一、呼び出されつつも、ちりばめられた謎を確かめたくて

あるいは、自分から飛び込んでしまった不可思議を解きたくて

小佐内さんの夏のスイーツ行脚につきあうことになった小幡くん。

美味しい物に出会えたし、小さな謎解きは楽しかった。

でも、その結果に待っていたもの、解いてしまった真実と倫理を前に

二人は自分たちの、チグハグな言動と、これからのことを考える。

感情ではなく、あくまで理にかなっているか、その必要があるか……。

--この後の、小幡くんのトロピカルパフェだったドロドロの

液体を食べたときの、(「うっ」まずい……)というセリフと地文。

この一言が、この小説を、ものすごーく引き締めてましたね。

文章的にも、感情的にも。うまい描き方だと思いました。

「秋期限定マロングラッセ」、「冬期限定スウィートチョコ」など

続きも読みたい気がしますが、この終わり方だと、どうかな?

そのうち、他の作品も読んでみたい作家さんです。

……プロフィールみたら、私より年下の作家さんでした……。

うーん、なんだか言葉に出来ない感情がふつふつと--?

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土9☆演歌の女王(2)

思い描くは、演歌界の華。目指すは、紅白の舞台。のはず

なんですが、なんかものすごく、縁遠いような気がします……。

日本一不幸な女が、日本一ふざけた男と、子供その1に

振り回されて、来週は更に子供その2が加わるんですね……。

あんまり覚えてないのですが、温水さんが持っていた写真の

お嬢さんかしらね、違うかな。でも、とにかく、あのエンディングに

出てくる人たち全部が、少しずつ繋がっていくんでしょうね。


今回も天海さんは本気では歌ってませんね。コミカルにそれっぽく

作ってるだけで、彼女の実力はあんなもんじゃないですから……。

思えば--芸能界に入ってから、歌う方面で活躍したことある?

涼風さんトップ、天海さん2番手の頃が、ものすごーく大好きで

ロストエンジェル、カフェ・カルナバル、PACK、グランドホテル。

天海さんのダンス、涼風さんの演技力、、お二人の歌唱力

ものすごいエネルギーだったのを覚えてるので、また見たいなぁ

と、思ってしまうのです。白城さん、久世さんも大好きでした~。


◎過去ログ->1話、2話

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春期限定いちどタルト事件(ネタバレ)

目指すは小市民!目標は地上の砂!!楽しかったです~♪

この世の恨みはあの世まで……なんて悠長なことは

やってられません。甘味(スウィーツ、しかも春季限定)の

恨みは今生にて、きっちり払って頂きます!!

しかし、いちどタルトはやっぱり奴らが食べたんだろうね。

来年までまてば食べられるじゃん、というご意見もあろうけど

今年のいちごは今年しか食べられないわけで、その風味を

食べられなかった悔しさと、もしかしたらお店が潰れるかも

とか、来年はいちごが少なくて数量限定で買えないかもっ!

なんていう、未来の不確定要素はたくさんあるわけで……。

そんなことを1つ1つ想像するだけで、恨みがふつふつと

わき上がってくる小佐内さんの心情は、とてもよく分かります。

でも、最後、消費者金融という外堀から追いつめる手口は

……目指すは小市民!の感覚を思い出した行為で良かったと

思うんだけど……、彼らが思うのは、そこじゃないんだよね。

「自分が、またやってしまった」という後悔なんだろうね(笑)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
米沢 穂信
税込価格 : \609 (本体 : \580)
出版 : 東京創元社
サイズ : 文庫 / 251p
ISBN : 4-488-45101-2
発行年月 : 2004.12
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

短編綴りで、小市民を目指す高校生男女の日常に潜む

小さな謎を解き明かしていく、読者の日常により近いミステリー。

全部好きだし、読書する側だと思っていた私が、国語辞書を

けっこう多用しながら読んだ、勉強にもなる小説でしたが

中でも、私個人的には「ホットココア」の謎が、めちゃくちゃ

大好きです。謎を残した本人に、そんな意図は全くなく

(ただズボラなだけ)謎を残された(見せられた、かけられた)

3人は乾いたシンクの前で、あーでもないこーでもないと(笑)


こういう、かわいい謎だけじゃなくて、私たちの日常には

ちょっと視点を変えれば「ああ、そういうことか」と分かる

他人の都合や諸事情が溢れていて、それが見えなくて

あるいはうまく伝えられなくて、それだけのことなのに

人間関係がちょっともつれたり、些細なことで傷ついたり

単純なことで深く悩みすぎたりする。

……だから、なんでも話して、違う目線で相談できる

誰かがいたら、それだけで世界は変わるんだと思います。

家族だったり、友達だったり、恋人だったり、いろいろ。

次も、続けて「夏季限定~」です♪

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水10※ハケンの品格(2)

スーパー派遣・大前春子。してやったりって感じでしょうか。

序盤で「春子先輩みたいになりたいんです……」と言っていたみゆきに

自分から「私、春子先輩みたいにはなりません」と言わせましたね~。

それも、諭すように説明するのではなく、自分から奮起させて。

言わせたあとも「それでいいのよ」ではなくて「頼んでません」と

更に、火をつけてやる。キャラ、器の大きさを感じます……。

このドラマ、春子じゃなくて、ダメ派遣みゆきを主役にして描いたら

もっとコメディで、もっとテンポよくて、素敵なサクセスストーリーに

なるんでしょうけど、そうではなく、頑なな春子が主役……。

あえて、描くのが難しいラインに挑戦してるんでしょうね。


「正社員のプライド」「派遣のプライド」って何でしょうね~。

私も笑っちゃいました。有るとしたら「正社員」とか「派遣」の

プライドじゃなくて「私のプライド」でしょう。そしてそれを誰かに

認めて欲しいなら、「相手のプライド」を認めなきゃいけない。

それが出来ない人たちに、私なら敬意を払う気にならない。

でも、春子はもっと高いところに、気持ちと目線をおいていて

プライドなんて、必要ならさっぱり捨てる。それを捨てることで

その場を・未来を収めることが出来るなら、全く損害ではない。

「プライドと肩書きの正社員さんと、上手に仕事をしていく派遣」

という立場を自分で守るためなら、そんなことはなんでもない。

そして、その上で、人との一定の距離を保ち、雇われ続けること

3ヶ月ですっぱり去ること、それを続けていく生き方と、その覚悟。

強いんじゃないだろうなぁ、怖くて、一人で、でも自分で選んだ。

そう、人を信じているより、自分だけを信じる生き方の方が楽で

そして、その覚悟があって自分を律し続けることが出来れば

自分を裏切らないで、自分に失望しないで、歩き続けられる。

なぁんか書いてて、宗教論のように思えてきた(笑)


感想ログ->1話、2話

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春期限定いちごタルト事件(読中ログ)

07年の「このミステリーがすごい」に入ってるのは「夏期限定~」

ですが、1作目から読んでみようと思い、手に取りました~。

同じ作家さんが2作ランクインするなんて、そう無いと思うのです。

きっと実力派!と期待して読み始めて、まだ50ページくらいですが

いつ誰のもとに起こってもおかしくない日常に潜む些細なミステリー

身近だからこそ、より引き込まれる。まして、主役は高校生ペア。

これは、そうとう私好みな路線かもしれません。どんどん読みます!

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月蝕の復活譚(スカーレット・クロス)

先読み、深読み、祓魔師+下僕ヴァンパイアの壮絶バトル。

最後は、天使と悪魔とか、神様とか、創造主とか、人間の思考を

はるかに越える存在が相手で、先読みも深読みもできず

ギブにとっては「気に入らないが、のせられてやる」という状況。

一度、戦いが始まってしまうと、それは大地とか現在をかけた

戦いのはずなんですが、妙なところで、ギブもツキシロも

コメディにひきもどしてくれるので、息が詰まらなくて済みました。

スカーレット・クロス (角川ビーンズ文庫)月蝕の復活譚
瑞山 いつき
税込価格 : \580 (本体 : \552)
サイズ : 文庫 / 319p
ISBN : 4-04-449710-9
発行年月 : 2006.12
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

色々あって、決着はつきましたが、救われたなぁと思ったのは

愛なのか、愛じゃないのか、既に愛を通り越したものなのか

オウカを失ったビル師匠と、愛するたった一人をこの世で守るため

全てを捨てて力を手に入れたのに、間に合わなかったウォルターが

出会い、双方が願って、パートナーというか、相棒になれたこと。

たぶん、この二人が至上最強のタッグになるんでしょうね~。

娘を見守る(見張る?)為にも、良いポジションだと思います(笑)

ギブとツキシロのこと、ハクティバとイブリスのこと、凝縮された

読み応え有る最終巻でした。どう、まとまったのかは、ぜひ

読んでみて下さい。ここに書くのは、勿体ないので書きません(笑)

キレイに終わったのでその後ストーリーは、なくていいと思います。

(読むならビルとウォルターがいいなぁ。)次の作品に向かって

欲しいと思います。どんな世界が読めるのか、待ち遠しいです♪

さて、私の次の読書は……、07年の「このミス」の中から1つ。

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土9☆演歌の女王(1)

天海さんが、まだまだ本気で歌ってないのが、よく分かりました(笑)

このあと10話くらい続くのでしょうか。少しずつエンジン上げて

もしドラマが成功すれば、NHKホールにたどり着くんでしょうね。

40歳目前、チラっと売れてしまった、たった1曲の希望の光を

心に刻んで、幼い自分に叱咤されても、夢を追いかける演歌歌手。

詐欺に遭い、どうしようもない男にふられ、借金まみれ。

家族の心は遠く離れて、頼れる誰かがいるわけでもなく。

なんというか……書いてるだけで辛くなってきましたが

たぶん、歌うことを生きがいと決めて、ひまわりと同じように

生きてる人は、たくさんいるんだろうな、と思います。

--勝ち組、勝ってはいないけと負けてもない妥協組とか

生き方は人それぞれなんだけど、正しいとか美しいとか

そんな言葉じゃなくて、辛くとも貧しくとも自分らしく生きる道を

覚悟して選択して、しっぺ返しも身に刻んで生きてる様は

強いなぁと……思います。いつか光がさして、CDが売れるとか

人気が出るじゃなくて、歌をいっぱい聴いて貰える、歌える喜びを

掴み取れるステージに、彼女が立てたら、いいなぁと思います♪

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笑顔で生きんしゃい!

「がばいばあちゃん」2冊目です。1冊目とこの2冊から

エピソードを集めて、2時間ドラマは作られたようです。

2冊目の内容は、1冊目のダイジェストをしつつ

追加のエピソードを加える形ですが、読めば読むほど

おばあちゃんの哲学というか、言動の元になってるものが

もの凄く奥深い意味を持ちながら、だけど分かり安くて

厳しくて、優しい、その感覚が、じわじわ伝わってきます。

がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい! (徳間文庫)
島田 洋七
税込価格 : \540 (本体 : \514)
サイズ : 文庫 / 205p
ISBN : 4-19-892184-9
発行年月 : 2005.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

最後の方に、宴会のようになってしまうお葬式のお話が

入ってましたが、あの様子は、私の理想です。格式だとか

威厳だとか、そういう習わしだとか言って、暗く寂しい

式典や法要よりは、懐かしんで、お酒飲んでケーキ食べて

にぎやかに「ありがとう」「おつかれさま」って騒いで欲しい。


生きてる人の言葉って、なかなか響かないんだけど、私も

いつか、祖父から聞いたことを書けたらいいなぁと思います。

戦争の話、結婚の話、貧しかった生活の中の輝く思い出

木の話、家の話。私の一度聞いたら忘れない記憶力が

健在なうちに、まとめておいた方がいいのかもしれません(笑)

以上の話は、私が小学校に上がる前に聞いた話ばかりです。

それより大きくなると、祖父は覚える、忘れないと思ったのか

ほとんど話してくれませんでした。特に戦争の話は、私も

物心ついて、学校で歴史を習ってからは、聞けなくなりました。

ちなみに、この一度聞いたら忘れない記憶力は、覚えようと

思うと、全く役立ちませんので、勉強には使えない力です(大笑)

どうしようもないものを一発で覚えます。応募するつもりもない

懸賞の応募先とか、泥水浴びせられた車のナンバーとか。

サスペンスも嫌いなので、警察や探偵にも向きません。

なにせ、一発で覚えるので、血とか事故とか夢にでます(泣)

……でも、そういうタイプのOLのミステリーなら書けるかも?

「死ぬまで夢を持て!叶わなくてもしょせん夢だから」

これも、がばいばあちゃんの名言ですが

私が15歳で手放した夢は「小説家」でした。

書かなくなって10年以上過ぎてますが、まだ書けるかなぁ。

書きたい物語は300本くらいプロットしてあったなぁ(笑)


◎感想ログ

->ドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」

->小説「佐賀のがばいばあちゃん」

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水10※ハケンの品格(1)

ドラマはそう見ない方なのですが「のだめ」「僕の歩く道」に続いて

今期は「ハケンの品格」「演歌の女王」という2本に注目してます。


正社員として雇って貰ったのに、会社は経営破綻して

未来や希望を若い時に奪われた、低年齢層の絶望は

経験したことの無い人には計り知れないだろうと思います。

もちろん、どんな立場の人でも、突然職を奪われたら

それは大変なことで、それぞれの苦難や思いがあります。

このドラマは、その様々な視点から、現代日本を描いた

現代社会の実状ドラマになるだろうと、思っています。


有名大学を出て、商社に入り、出世街道まっしぐら路線に

乗ったエリートたち。彼らは彼らで、同じ商社の中で

リストラや年俸の格差があることを、とても嘆いている。

正社員あるいは契約社員として入社できた女性たちも

三十過ぎると、若くて可愛い派遣が小憎たらしく見えてくる。

エリート路線には乗れなかったものの、肩書きはなくとも

リストラをまぬがれた定年間際ベテラン族の考えは

終身雇用制にとらわれていて、思いやりを履き違えている。

日本という社会、会社という組織、同僚・先輩に裏切られた

働き盛りの春子が信じるのは「自分のスキルと実力と自信」。

彼女はたぶん、たくさん絶望して、たくさん憎んだだろうけど

今は自分を信じて、自分の好きなように生きてるから

誰も恨んでないし、誰かに頼ろうという気持ちも無い。

そんな彼女が、もしまた誰かを信頼できるとしたら

どんな人なんだろうと、自分を重ねて見てしまいました。


でも、あの会社のあのセクションの人間は「甘い」ですね。

私から見ても、あの派遣は大泉さんの言うとおり「即クビ」です。

仕事を家に持ち帰るなんて、今のご時世、言語道断。

派遣の品格の前に、ワード・エクセル・パワーポイントの前に

社会の常識が必要。っていうか、派遣だろうと社則を読ませて

遵守する旨サインして貰う必要があるんじゃないでしょうか。


春子の好きなように生きるために、スキルを身につけて

我が道のみを行くスタイルが良い、というドラマではないはず。

春子は春子の生きたいように生きる力を身につけただけ。

だから、あなたが生きたいように生きる為に何が必要なのか

あなた自身が模索しなさい、と訴えているドラマだと思います。

商社に入ってエリート街道に出たい人。

お金は稼げなくても、人の為に生きたい人。

政治家あるいは官僚になり、今の社会を変えたい人。

格差社会、不況経済と社会や政府を意味無く嘆くよりも

自分のしたいこと、その為に必要なものを掴み取る努力。

予測出来ない将来の不安より、努力のよって掴める夢。

そっちの方が、生きる支えになるんじゃないかなって。

日本がどうなろうといい、社会がどうなろうといいという意味では

ありません。日本の少子化を憂える女性だってたくさん居ます。

可能なら苦労しても3人は産んで育てようと。これも私の夢(笑)

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時計館の殺人(読中ログ)

うふふ、分厚いミステリー大好きです。まだ120ページほどで

登場人物も出揃ってない段階ですが、状況説明の中に何かが

少しずつ始まっていくような準備状態、大好きです。

真っ先にアンテナにひっかかったのは、登場人物の蘭を

見たとき、故人が多いこと、そして生きてるだろう人の年齢が

だいぶ若い方に偏ってること。ある人とある人、関係なさそうな

二人の年齢が一緒だということ。同一人物かな?香水が鍵?

いや、香水はひっかけか、わざと印象残すための小道具かな。

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(小説)佐賀のがばいばあちゃん

さすが、漫才師さんの造る文脈は、流れるように円滑。

言葉の影に色んな事をにおわせておいて、わざと書かない。

今、学校で「道徳」の時間があるか分かりませんが

無ければ、「国語」にでも取り上げて欲しい題材だと思います。

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫
島田 洋七
税込価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 徳間書店
サイズ : 文庫 / 237p
ISBN : 4-19-892000-1
発行年月 : 2004.1
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

色んなところで、何度も同じことを書いておりますが、小説は

読む人の立場や気持ちによって、読みとる内容が人それぞれ

考えることも十人十色なので、これが正解で、あれが間違いとか

ではなく、たくさんの人の意見を聞いて自分なりに考えることが

大切なのだと思います。だから、私も素直に、私の感性で

受け取ったことを書きます。ばあちゃんは、そんなキレイ事を

言ってるわけじゃない!という、ご意見もあろうと思いますが

それは、あなたのブログで書いて、トラバを張り付けて下さい。

私もあなたの感想を読みに、お邪魔させて頂きます。


私が読み終わって感じたことは「品位」「品性」「品格」という

「品」に関わる言葉でした。「国家の品格」とか「派遣の品格」とか

最近、良く耳にする言葉ですが、今の世の中には「品が無い」と

表現するのにピッタリなことが溢れていて、常に私も自分の

品位のラインを持とう、保とう、向上させようと考えてますが

考えれば考えるほど「あれ?私の品位って何?」と立ち止まる。

がばいばあちゃんは、その芯が自分の中でしっかり通ってるから

揺らがない、ブレない、迷わない。この強さ、美しさが、それだけで

ばあちゃんの品だなぁと思いました。

「品がある=セレブ」ではないんです。現代人の間違いどころ。

ばあちゃんは貧乏だし、貧乏であることを隠そうともしない。

貧乏だけど、どんな突然の来客に対しても嫌な顔せず

家紋入りの長持からビールを出して、景気良くふるまう精神。

かと思うと、ほとんど漫才で、公共料金の集金員を帰してしまう。

この2点だけでも、私はどちらも真似できないなぁと思う。

突然の来客なんて、嫌な顔で追い返してしまいたくなるし

公共料金の入金遅れなんて、今まで一度もありません。

そうですね……夢の為、夢を持ち続ける為、夢の道具の為と

言いつつ仕事してお金貯めてきましたが、ホントの理由の半分は

夢じゃなくて、公共料金や税金を支払う義務の為なんですよね。

義務だから払って当たり前なのだけど、なんというか心構えが

ばあちゃんとは異なっていると漠然と感じます。世間やいわゆる

上様のブラックリストに載るのが怖いとか、みっともないとか……。

ああ、そうですね。ばあちゃんは、日本人の義務である「教育」に

ついても、あっけらかんと「過去にはこだわりません」とか言った方。

そうか、ちょこっと見えてきました。ばあちゃんは余所様が造った

「義務」に縛られない分、自分が決めた「礼節」に厳しいんですね。


だから、ばあちゃんが望むことは、この本を読んでばあちゃんの

生き方を真似ることではなく、一人一人が自分らしい生き方をすること。

私は、こんな風に受け取りました。

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佐賀のがばいばあちゃん

やられました。目の覚めるような言葉ばかりでした。

中でもガツンときたのは、ブログのタイトルでもある「夢」です。

「お金が一番じゃない、夢なんだ」と、おばあちゃんが

言ってくれた時は「私、間違ってない」と安心したのですが

次の瞬間「大違い!」と、頭を殴られるような衝撃でした。


夢の為にお金をかけるのと、お金を貯めて「夢」を買うのは大違い。

細かい説明、めんどくさいので、私のことを実例として書きますね。

「電子ピアノを買って、ブラームスのワルツ15番をひいてやる」

これは夢ですが、「節約して積み立てして電子ピアノを買ってやる」

これは夢ではない。これは夢の為の道具を手に入れる目標というか

通過点というか……。だからどうでもいいという意味じゃなくて

夢の為の大事な道具だから、こだわらなきゃいけないのだけど

それを手に入れて満足してしまってはダメ。だからいっそ逆に

ローン組んで背負うくらいの気持ちの方がいいのかもしれない。


……でもね、それも人それぞれで、例えば500円貯金して

お金貯めて、大きな液晶TV買おう♪っていう家族目標だって

「夢」だと思う。あら、なーんか書いてて矛盾してますね。

おばあちゃんには、何かどっしりした前提というか哲学が

最初にあるんですよね。だから、ちょっとやそっとのことじゃ

揺らがない。だけど、人の苦しさや優しさや夢に対しては

人一倍敏感で、小さなことでボロボロ泣いたり、一万円握りしめて

いきなり走り出して、動揺したままトンチンカン問答をやらかす。

私には、まだそれが欠けているから、あちこち揺らぐ。

それを掴めるか分からないけど、小説も読んでみます♪

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人形館の殺人(ネタバレ)

好き嫌いというか、人によっては「これは館シリーズじゃない」と

否定してしまう人も、もしかしたらいるのかもしれませんね。

私も読み終わった時「ん?館シリーズ?」って思ったのですが

時間をおいてみたら、いい作品だなぁって、うまい作品だなぁって

じわじわ沸いてきました。真実を知った上で、もう1回読むと

きっと、些細な描写にものすごーく感激するんじゃないかと

思うのですが、もうちょっと時間をおいてからにします。

人形館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人
税込価格 : \660 (本体 : \629)
サイズ : 文庫 / 380p
ISBN : 4-06-185388-0
発行年月 : 1993.5
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

最初に、文章中に「犯人」の独白が出てきた時に、ふっと

何か感じたんですよ。あれ、同じ人かなって。でも直ぐ忘れて

しまって、そのうちに屋敷の内外で起こる奇怪な出来事や

近所で起こる殺人事件に気を取られ、そこで「館シリーズ」の

ナビゲーター「島田さん」が登場してくれたので、もう安心して

「事件」を「島田さん」に預けて読んでしまっていたんですよね。

勘ぐるべきは文章の裏ではなくて、自分の違和感の方でした。

前回「島田さん」が私の知ってる島田さんじゃなかったって

前提があったのに、またまんまと……。

最後に残った「真実」ですが--これは、人それぞれの解釈

なんでしょうけど、「警察に行こう」と何度も誘っておきながら

本人が拒否する限り、決して強くは出なかった架場の意図は

本当に半々だったのじゃないでしょうか。心から友人を助けたい

と願う友としての気持ち、兄を殺された憎しみから救われない

弟としての気持ち。だから、最後は警察ではなく病院に入れた。

近隣で起きていた誘拐殺人は、犯人の自殺で片づいているし

人形館の内外で起きていた奇怪な出来事は、彼自身がやって

彼一人が怯えていた、自作自演の行動で周囲に影響は無い。

おかしくなってしまった彼一人を癒してあげれば、それでいい。

あとは、決して誰にも言わず、もう自分一人でしまっておこう。

倫理として、世の常識として、それでいいのかは分からない。

でも、納得した上での真実なら、もう誰にも何も言わず

お墓までもっていこうという、その意志は分かります。

だから、私も、それでいいと思う。


結局、手紙2通でしか登場してなかった本物の島田さん。

次は、大活躍、期待したいなぁ。続けて「時計館」いきます!

そういえば、作品中に他作家さんのに小説宣伝がありました~。

おかげさまで、そちらの島田さんの作品も気になります。


◎綾辻行人作品読書ログ

->十角館(読中ログ1読中ログ2ネタバレ

->水車館(読中ログネタバレ

->迷路館(読中ログネタバレ

->人形館(読中ログ、ネタバレ)

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再開♪半身浴で読書

初売り行って、ようやく念願の「お風呂用枕」ゲットしました~。

ぷよぷよの柔らかそうな枕と、プラスチックの枕というより首置き

みたいのと2種類あったのですが、枕だとズルッと頭が落ちそう

だったので、プラスチックの首置き(ツボ押し有り)にしました。

早速、試したところ、お風呂に入る前より頭が軽くなった感じで

読書もはかどり、ツボ押しのおかげで血行が良くなるのか

汗も普段より出やすくなったように感じました。いい感じです♪

あとは、凝りかたまった肩と、張りつめた首のリンパの流れが

良くなれば、だいぶ助かるんですが、どうしたらいいものやら。

整体か、電気マッサージか、針お灸か。

それとも何かスポーツやった方がいいのかなぁ。

ウリナリダンス部見るたびに、やってみたくなるんですよね~(笑)

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人形館の殺人(読中ログ)

何を読もうか迷って、候補は手元に色々あったのだけど

(「女王様と私」「容疑者Xの献身」「バッテリー」などなど)

結局、人形館に手を伸ばしてしまいました。


現在280ページ付近。辻井雪人さんが亡くなったところですが

今回は、勘ぐるところはあんまり無いように感じます。

28年前、「子供」を亡くした人という前提であるならば、現在

50歳以上くらいの方に限定される。登場人物の中で、その条件を

飲むのは、管理人夫婦だけ。二人いれば、ここまでの事件や

奇怪な出来事も、ほぼ何とか説明付くんじゃないかと思います。

ただ、土蔵の2重密室は……、これは、架場さんが案内して

貰ったときに、自分が持っていった南京錠を交換して、夜

忍び込んで、マネキンの工作をし、帰る時に、元の南京錠に

戻しておいた……と考えるのが一番楽。母屋の方の密室の

問題もあるのだけど、架場が「昼間寝てばかりいる」という

学生の証言や、脅迫状(予告状)が来て→電話がくるという

タイミングを見ると、やはりあやしい。でも彼は電車転覆事故の

共犯者で自分の地位を守るために、彼が公の場で口を割らないよう

「知り合いに警察がいる」と言って、見張っているのかもしれない。

さて、島田さんが真相解明に乗り込んでくるのが早いか

相手が動くのが早いか、残り100ページ見物ですね。


◎綾辻行人作品読書ログ

->十角館(読中ログ1読中ログ2ネタバレ

->水車館(読中ログネタバレ

->迷路館(読中ログネタバレ

->人形館(読中ログ)

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迷路館の殺人(ネタバレ)

二重にやられました!

大御所が生きてることは250ページくらいで勘ぐって、島田さんの

謎解きが始まる前には「生きてるだろう」と思ってはいたんですが

そうすると、この小説は誰が書いたんだ?と突き当たってしまった。

そもそも、読み始めた「島田さん」が私が想像していた島田さんでは

なかった。そして、この本を書くことによって、誰かが真相を伝えようと

している意図があることは分かったけど、何を伝えたいのか

まるっきり分からなかった。--鮫島さん○○だったのね……。

迷路館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人
税込価格 : \620 (本体 : \590)
出版 : 講談社
サイズ : 文庫 / 378p
ISBN : 4-06-185226-4
発行年月 : 1992.9
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

そして、こういうことを勘ぐって、次「人形館」を読み始めると

また、違うところで足元救われるんだろうなぁ。どうしようかな。

何か別のジャンルのもの読んで、一回頭落ち着けようかな。

「メディエーター」という翻訳本も気になってはいるんですよね。

「人形館」「時計館」「黒猫館」そして一番読みたい「暗黒館」まで

もう手元にはしっかり揃っております。分厚いミステリー大好き!

--いつか、京極さんも読めたらいいんだけど……。


◎綾辻行人作品読書ログ

->十角館(読中ログ1読中ログ2ネタバレ

->水車館(読中ログネタバレ

->迷路館(読中ログ、ネタバレ)

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新年

Happy New Year!

今年もどうぞよろしくお願いします。

紅白、ちょっと気になるところはあるんですが……

ボディスーツの議論はもう始まっていますが……

私が気になるのは、その点ではなく、リハから騒がれていた

オズマとサブちゃんの確執」あれは、白組がマスコミを

利用したのか、あんな風に報道されたから逆手にとったのか

いずれにしろマスコミを利用したようにみえる演出だったと

言わざるを得ません。どっちでもいいけど、できるなら

後者であって欲しいと思う。今年こそ、日本人らしい「品格」を

取り戻そうっていう年に、利用した利用されたで始まりたくない。

逆手にとった、マイナス→プラスイメージになんとか繋げたくて

大物が一肌ぬいで、その責任を背負うことにしたと、会見でも

それこそ週刊誌でもいいから、真実を発表して欲しいです。

でも、山本さんのことでもメディアの前で口を割らないサブちゃん

だから、伝えた方が自分のイメージにいいことも、利用せず

全部自分一人で背負ってしまうんだろうなぁ。

たぶん、アッコさんが、さくっと話してくれるんじゃないかな。

その辺は、おいといて、歌の話。

今まで、あんまり気にしてなかったアーティストの良い面を

見られた気がします。中でも、スキマスイッチ。あまりにも

ドラエもんのイメージが強くて、音楽だけを純粋に聞いては

いなかったのですが、いい曲ですね~。

そして、改めてドリカム。いい曲であることは最初から分かって

いたのに、ミワちゃんの「1万回ダメでも1万1回目もあるから」

何回でも呼ぶ、何回でも聞く、応えて、話して、っていう言葉は

ものすごく通じました。あのステージは素晴らしかったですね♪


裏番組、細木先生→フィギュアスケートもチラチラ見てました。

細木先生の元朝参りのアドバイスを聞きながら、重ね塗りして

「完璧♪」と思っていたマニキュアを落としました……。

女性は、神様の前で手を叩かない。男性と一緒に行って

男性が叩いた横で手を合わせるだけ、なんだそうですよ~。

きゃ~、知らなかった。カランコロンはやってもいいそうです。

「美智子皇后をご覧なさい!」と一喝した細木先生。なるほど

ものすごく説得力がありました。美智子様は現日本人女性の

中で最も高い地位にある方です。習って間違いはありません。

フィギュアは、現役選手を引退しても尚、荒川さんの身体能力や

表現力、それを観衆にアピールする能力が、ズバぬけていることを

見せつけましたね~。冒頭で見せたスンゴイ技。びっくりしました。

あれ、お尻とか背中リンクについてないんですよね。衝撃です。

一体、どんな身体してんだ、彼女!バランス力とか、最強です。

そして何より素晴らしいのは、彼女の人間性。これから日本の

女性の品位を代表する存在になっていくんじゃないでしょうか。

負けるか~。私もいい女目指して、優しく強く自分を追求します!

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