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火10☆僕の歩く道(7)

「世間一般の目線」をフジTVがどう設定しているか分かりませんが

兄嫁・マキさんって、私から見たら、すごく出来た嫁だと思います。

旦那には愚痴を吐くことはあっても、義母さんに対して腰が低く

義妹ともうまくやってると思います。食卓で「嫌味」を言い合える

レベルは、シカトとか一緒にご飯を食べない家族より、そうとう

仲が良いと言えると思うのですが……。何より、ラインを引いて

区切ってる部分はあるけど、テルともちゃんと向き合ってると思う。


向き合えていなかったのは、自分と息子。お母さんって、自分では

たぶん気づいてないのだけど、産んだ後も、子供のことを自分の

一部だと思って、或いは思ってなくても、無意識にそうしてることが

あると思うのです。それを、子供側から拒絶されることで、親が

初めて認識する。子供の反抗期じゃなくて、親が鈍かっただけ。

たいていの人は、結婚していつか親になる。その時、たぶん

自分の親がどんな想いだったか、初めて気づくと思うのだけど

本当に、忘れちゃいけないのは、自分が子供の頃の思いです。


動物園で、動物の親子のように何も言わず歩くテルと幸太郎。

ほんわかBGMの上に、軽く「ピヨ、ピヨ、ピヨ」とゲームの足音の

ような音がのっかってたの気づきました?今時、モノラルTVで

見ている私でも気づいたので、たぶんサラウンドTVで見てる

方は、もっとしっかり聞こえたと思うのですが、側にいても拒絶

されないし、特別気にもされない、時々声をかけられて答えたり

話すことはあっても、どうしてここにいるの?帰らなくていいの?

と、問いつめられない居場所は、居心地がいいですよね。

私はむしろ、それが、コミックカフェとか、ゲーセンとか、ファミレス

でない分、幸太郎は救われてるな~と思うのです。学校とか塾

誰だって1回くらいさぼって、どっか行きたいとか、逃げたいとか

でも家にも居場所がなくて、彷徨いたい時あったと思います。

毎日、子供一人で動物園に居るなら、動物好きを装うか、でも

様子がおかしければ、通報されてしまうことでしょう。そこに親類が

いれば、テルがいるのだから大丈夫、と周りは認識してくれる。

心の重さを少しずつ中和していく、解決にはならなくてもいいと思う。


自分を頼ってくれた大事な人を、探すために、テルは踏み出す。

マキさんに怒られたからじゃない。幸太郎を心配したから。

新しく見つけた道路沿いには、憧れの自転車のある喫茶店。


P.S.ついでなので、フジTVの設定する「世間一般の目線」の

違和感もう一つ。「白い巨塔」で唐沢さんが演じた財前さんですが

ものすごく素晴らしい先生でしたよね……。普通大学病院の

助教授って、下の人に自分から声かけないし、話も聞かないし

東先生・鵜飼先生=普通の教授、財前先生=いい先生

里見先生=ありえない先生、と思ったのは私だけではないはず……。


フジTV公式ホームページ->僕の歩く道

感想ログ->1話2話3話4話、5話(その1)(その2)6話、7話

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