推理小説(ネタバレ)
ようやく読み終わりました。この作品は、1番目の事件を含んで
2番目の事件、2番目の事件を含んで更に次の事件と、表記すると
(((一番目の事件)二番目の事件)三番目の事件)というイメージ。
その上で((小説「推理小説」)ドラマ「アンフェア」)という感じです。
実際には、ドラマの方が登場人物も4割増しくらい多くて、事件と
しては、小説の倍くらい起きるのだけど、作品としては別物でした。
![]() |
推理小説 (河出文庫) |
事件は同じような流れで進んでいくんだけど、小説の方は最後まで
「推理小説」という実際の事件と連なっていく原稿を大事にしていて
なんというか、映像作家さんなんだけど、これに関してはもしかしたら
映像化して欲しくなかったんじゃないかと、映像でない小説だからこその
エンターテイメントを書いたんじゃないかと思うのです。考えすぎ?
それにしても、篠原さん、ホントに雪平のイメージぴったりでした~。
デスティニー・チャイルドの「サバイヴァー」も雪平のテーマって感じで
ものすごくかっこいい。それまでデスチャよりは、若干TLC寄り
だったんですが、今は、どっちかと言われたらデスチャです。
| 固定リンク
「半身浴で読書」カテゴリの記事
- 蒼い瞳とニュアージュ(完全版)(2007.11.29)
- 千里眼(完全版)/松岡圭祐(2007.11.14)
- 予知夢/東野圭吾(2007.11.05)
- 探偵ガリレオ/東野圭吾(2007.10.29)
- はてしない物語(下)(2007.09.20)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと/鎌田洋(2012.08.18)
- インビジブルレイン/誉田哲也(ネタバレなし)(2012.07.19)
- 殺気!/雫井脩介(2012.06.28)
- ヨコハマB-side/加藤実秋(2012.06.11)
- 堀アンナの事件簿・ABCDEFG殺人事件/鯨統一郎(2012.05.26)
コメント