« 青の炎(ネタバレ) | トップページ | のだめカンタービレ(16) »

椿山課長の七日間(読中ログ)

つい1日前は、生きるか殺すか「DEAD OR ALIVE」ってな

少年たちのギリギリの心理小説を読んでいたのですが

打って変わって、冒頭から既に死んじゃってました・・・という

物語でございます。映画化されるんですね、予告編がステキ。

椿山和昭=西田敏行さん<->伊東美咲さん=和山椿

http://www.tsubakiyama.jp/

まだ150ページくらいなんですが、やっぱり既に言葉が溢れて

まいりましたので読中ログです。というか、もう3回くらい冷え切った、

凍った、固く閉ざした心の扉を打たれました。浅田次郎作品から

少し離れていたので、まだ涙腺には訴えてこないのですが

半分も読んでいないのに、もう何度も「やられた」を味わってます。

中年オヤジが自分の死に納得できなくて、取り敢えず仮の身体を

借りて、7日間(実際には手続きで残り3日間)だけ、現世に戻る

のですが、できるだけ本人からかけはなれる為に、似ても似つかぬ

正反対の身体を貸し出されるわけです。で、西田さんが伊東美咲さん(笑)

この辺は、映像ならではの見所になるでしょうね、楽しみです♪

SAC(スピリッツ・アライバル・センター:死のお役所)の同期の

任侠の親分も、やっぱり心残りがあって戻ってくるのですが

浅田さんのヤクザの描き方は、本当にうまいですね・・・。っていうか

浅田さん、あなたの小説を読んで古き良き任侠に憧れる若者が

沸いて出ても困るので、あんまりかっこよく描いちゃダメですよ(笑)

彼が面倒みていた6人の若者が、繋がりのある組に引き取られる

ことになってるわけです。彼としては、一人ずつみんなカタギに戻して

組は自分の代で終わらせるつもりだったのに・・・。

椿の方も、なんとか顔だけでも見たいと思った、老人介護施設に

入った父に、思わぬところで出くわし、思わぬ暴露話を聞かされる。

しかも、たった8歳の我が子も共謀者だった・・・。既に死んだ心が

割れるほど、衝撃を受けたことでしょうね。・・・いえ、死んだのは

肉体で、心は死ねずニュートラルに出来ずに戻ってきたのだから

たくさん、泣いて苦しんで笑って納得したらいいのかもしれません。

浅田作品、この秋は2本も映画になります。「地下鉄に乗って」は

だいぶ前に小説もしっかり読んだはずなのですが、忘れちゃったな。

映画館で見るか、もう一度読み直すか・・・。キャストもスタッフも

どっちも大物揃いですね。日本アカデミー賞、総ナメの予感?

|

« 青の炎(ネタバレ) | トップページ | のだめカンタービレ(16) »

半身浴で読書」カテゴリの記事

浅田次郎作品」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136751/12301283

この記事へのトラックバック一覧です: 椿山課長の七日間(読中ログ):

« 青の炎(ネタバレ) | トップページ | のだめカンタービレ(16) »