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青の炎(読中ログ2)

秋も深まって、お風呂であったまりながら読書するには最適の時期・・・

と、思っていたのですが、そう甘くはありませんね。北国の秋は寒い!

お風呂場に長時間居るためには、お湯の温度を42度くらいに上げ

なくては肩が寒くて読書なんて無理!しかし42度にもなれば5~8分

入っているのがやっとです。顔や髪や身体を洗いながら4セットでも

30分というところでしょうか。しかも、気温が低いので湯冷めも早い。

青の炎/貴志 祐介
税込価格 : \1470 (本体 : \1,400)
出版 : 角川書店
サイズ : 四六判 / 397p
ISBN : 4-04-873195-5
発行年月 : 1999.10
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

本の中身。まだ300ページくらいですが、またもや、読み終わるまで

とっておけないくらい言葉が溢れてきましたので、書き連ねておこうと

思います。私は今まで、事故や災害、事件や病気での突然死など

身近な人が突然死んでしまったら、その人に近しい人ほど、一緒に

心が死んでしまうのだと思っていました。だから、過去に自殺しようと

思ったとき、どうやったら家族や知人の心を殺さないで済むのか

そればかり悩んでいました。でも・・・主人公・秀一の心には

自らの意志と手で殺害した、あの男が生き続けていたんです。

それだけでなく、祖父母が残してくれた大事な家の部屋に安置され

妹や母にお供え物まで頂いている。おそらく、死後の一連の行事を

この一家が行うことまでは予想できたことでしょうが、その後まで

家庭の中に居座られることなど、考えていなかったことだと思います。

苦しいとか切ないとか、罪悪感とか罪とか、そういう度合いじゃない。

不快で、気持ち悪くて、自分の行為を忘れるなと言わんばかりの現実。

それが報いなのかもしれない。警察も切り上げてくれたことだし

そのくらいの精神的負荷はあって当たり前なのかもしれない。

それも犯行の覚悟の中に含まれることなのだから・・・。だけど

なのに、この小説は、まだ半分もの不気味な厚さを残している。

・・・ありがちな言葉かもしれないけど、このくらいの少年達の

衝動的、或いは綿密に寝られた計画的な犯罪を思い留まらせるのは

偉い教師や親の当たり前の文句や常識論じゃなくて、自分より立場も

肉体的な力も弱い、女の子たちの良く分からない思考に基づく言動や

意味のない些細な癖や仕草だったりするんじゃないかと思いました。

・・・そう思うと、その昔・・・昔々、万引きした雑貨を自慢するみたいに

私にプレゼントしてくれた男の子の犯行を、そういうつもりはなくても

結果的に煽っていたのは私だったのかもしれないと、思い当たります。

もちろん、私は受け取ったこともなく、万引きした物だと聞かされた後は

はっきり拒絶しておりましたが、それは本当に万引きしたものではなく

彼が私のために買ってくれた物なのかもしれないと・・・思いこみたかった

だけかもしれません。ああ、唯一「絶対万引きした物じゃない」と言って

受け取った物もありましたね・・・。私は、不幸にも彼の友人に恋してました。

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