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しにがみのバラッド。(1)

おもしろいライトノベルに出逢いたいと、色々読みあさっております。

異質な死神・モモと、相棒の猫・ダニエル。彼らがふれあい関わって

紡いでいく、あるいは天に運ぶ命(魂)の物語。

しにがみのバラッド。 (電撃文庫)
ハセガワ ケイスケ
税込価格 : \620 (本体 : \590)
出版 : メディアワークス
サイズ : 文庫 / 315p
ISBN : 4-8402-2393-9
発行年月 : 2003.6
@niftyBOOKS~アット・ニフティブックス

おそらく、5年程前の私。ノイローゼになって、毎日人形のように

アルコールを浴びて、眠らず、働き続けた頃の私が読んだなら

止めどなく涙を流したことでしょう。それが理解できて、その上で

泣かなくなるくらいには、多少精神的に強くなってるようです。

読んだ人には伝わると思うのだけど、ずっとBGMにバッハの

パイプオルガンを聞いていたくなるような、静かで一定の流れ。

「世界の中心で愛を叫ぶ」も、そうなんだけど、わざと、単調に

文章を連ね、主役の心を見せず、読者に読みとる心を委ねる。

何が正解とか、泣いたから感動が伝わったとか、そういうこと

ではなくて、その人が受け取ったことが、その人の中にある想い。

その想いと自分で向き合うから、苦しかったり切なかったりする。

バラッド、歌、詩。この辺が、この作品のキーになるのかなぁ。

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