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月の影 影の海(十二国記)

これまでの読書人生は大きく3段階に分かれてます。

先日書きました、小学校~中学前半までの【児童書】時代。

中学半ば~高校にかけての【ライトノベル】時代。

そして、今の【面白いモノならなんでも来い!】状態・・・。

今回は、真ん中。学生時代の後半に起きた読書革命のきっかけ

小野不由美さんの「十二国記」の出会いを思い出してみます。

月の影影の海 上
(講談社X文庫 White heart)十二国記

税込価格 : \557 (本体 : \530)
出版 : 講談社
ISBN : 4-06-255071-7

オンラインブックストアbk1

というか、あんまり衝撃的だったので、思い出す必要が無いほど

鮮明に覚えているのですが・・・。高校2年の時に出会った

クラスメイト・Uさんが、たまたま私と同じ作家さんのファンだと知り

「だったらこれも読んでみて」と半ば押しつけるように貸してくれたのが

「月の影 影の海(上巻)」でございました。電車の中→帰宅してからと

黙々と読み続け、直ぐさま、彼女の家に電話しました。「下巻貸して!」と。

翌日下巻を借り、3日目には既刊分全部をお貸し頂くことに...。

当時、11年前の地点で「図南の翼」まで出ていたと思います。

(Uさんも電車通学。重かったでしょうに、全部持って来てくれたのです。)

物語だけで言えば「図南の翼」が一番好きですが

なんと言っても衝撃的だったのは、最初の「月の影 影の海」でした。

それまで読んできたティーンズ小説や、ファンタジー小説の枠を

丸ごと飲み込んで、その上、家族や学校のあり方、果てには

国や政治というものを考えさせられる物語に出会った革命でした。いえ

国や政治という大きなところは、まだこの頃は全く分かってなかった。

(というか、今だって相当あやしいですが...)

「銀河英雄伝説」の民主主義と君主制くらいしか考える頭がなかった。

だけど、現代で陽子を取り巻いていた普通の環境。これは同じでした。

学校、クラスメイト、家、両親・・・。それらが刀に映し出される度に

陽子と一緒に砕けそうになり、人を恨み、信用できなくなり

二度と立ち上がれなくなりそうになりました。一人の方が楽だと。

でも、陽子に楽俊が現れたように、私もUさんと出会って

他愛のない話から、同じ作家さんが好きだと知って、Uさんの

積極的(強引)な好意の申し出によって、この本に出会いました。

最初は「面倒だな」って思ってたのに。偶然と運命とUさんに感謝です!

その後、お小遣いを頂いた私は、全巻そろえたのですが

あまりに面白くて、Uさんみたいに他人には貸せなかったなぁ。

今となって自分の情けなさが良く見えます。続きは、また次の機会に。

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